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2009.04.28

大学院受験

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院試について、ご質問をいただきました。みなさんのご意見をお願いします。

現在 医療関係の資格を持っていますが、 心の病で長い闘病生活を送っていたため働いた経験がなく、いざ社会に出ることを考えたとき、臨床心理士になりたいと思い、指定大学院を受験しようと思っています。

が、調べてみれば調べてみるほど 予想以上の難易度の高さに どう受験勉強していいのか 困っています。
理系の大学を卒業したため、文系のことはさっぱりわかりません。
受験者にはマズこれ!と言われた「心理学 東京大学出版会」という本を購入してみたのですが、
最初の1ページを理解することさえできないほど心理学に対して無知でした。
こんな私はまず、何から始めればいいでしょうか?
漠然とした質問で申し訳ありません。
どうしても臨床心理士になりたいです。

私が大学院受験をしたときも、同じでしたよ~。(資格試験のときも!) ゼロからの出発でした。

院試のとき私が選んだ参考書は、新曜社の「キーワードコレクション 心理学」でした。
1ページ目から読みました。難解でした。文字を目で追っても、内容が頭に入りません。
とにかく、読みながら大切そうなことをメモしながら読みました。
(すみません、時間がないので続きはまたあとで書きます。みなさん、ご意見をお願いします!)

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コメント

CDに関する情報ありがとうございました。また、ひろみ先生のご親切な対応に心より感謝しています。

投稿: 感謝 | 2009.05.27 21:46

長くてすみませんさん、率直なコメントありがとうございます。

それでも私は、こちらに来てくださる方のことを応援したいと思います。
誰でも応援してしまうことが無責任になるかもしれないというご指摘は、忘れずに心に留め続けます。自分の言動をチェックする大切な物差しの一つとして使わせてください。

投稿: ひろみ | 2009.05.08 05:28

事情も知らずに批判するようで、コメントしようかどうか迷いましたが・・ちょっと気になってしまったので。失礼があることを予めお詫びしておきます。不快に思われる方も多くいらっしゃると思いますので、不適切と思われましたら、ひろみさんのご判断で削除してください。

まず「心の病で長い闘病生活を送っていた」ということですが、具体的には分かりませんが、ある程度の再発リスクを考えなければいけないかなと思います。もちろん、そうした病気を乗り越えて心理職に就いている方も多くいらっしゃると思いますし、そうした経験を臨床活動で活かすことも可能だと思います。しかし、ご存知の通り臨床心理士は、なるまでが相当大変で、なってからも大変です。ご自身の問題をきちんと整理し克服できていなければ、clさんの援助どころか自分の再発にもつながりかねないと思います。はにさん自身、今も悩んでいるのであれば、色々な方向で検討し、別のことをしながら悩んでも遅くはないようにも思います。

次に、医療関係の資格を持っていて働いた経験がないという部分も気になりました。医療関係の資格であれば、まずはその仕事に就いてから、心理職の仕事を実際に見聞きし、感じ、それでもやりたいと思った時に目指す方が自然の流れ・・と思ったのですが・・。なぜ今お持ちの資格で仕事に就かないのか、どうしてその資格を取ったのか、疑問に思いました。こちらも事情は分かりませんので勝手な見解ですが、もし、お持ちの資格を目指す過程で、こんなはずじゃなかったとか、思っていたイメージと違ったというのであれば、臨床心理士の仕事を目指す過程でも同じことが起こる可能性があると思います。

勉強方法の情報交換であれば気にならないのですが、詳しい病状や闘病期間、現在の年齢、なぜ今の資格でなく臨床心理士なのか等の情報がない中でエールを送ることが、果たしてはにさんにとって良いのか気になってしまいました。もちろん個人情報ですから、そんな詳細を書き込む必要はないですし、色々な人のコメントを読んで判断されるのははにさん自身ですから、このサイトに責任はないと思います。良かれと思っての好意的エールであることも重々分かるのですが、このサイトの影響力や、ひろみさんの社会的立場、そして心理職としてのスタンスとして、どうなのかなと思ってしまいました。

投稿: 長くてすみません | 2009.05.08 00:56

かずひろさん、
私も夜間大学院で学びました。年々倍率が高くなっているのかもしれませんが、あきらめないでください。
関西にいらっしゃるなら、どうかリアル勉強部屋にもお越しください。院試の方のお手伝いもさせていただきます!

はにさん、
それほどお気持ちが強いならば、迷わずに進んでください。あなたのために道は開けると、私は信じます。

投稿: ひろみ | 2009.05.05 23:15

質問をさせていただいた者です。

ひろみ様、皆様、ありがとうございます。
勉強の方法を教えていただき、とても参考になりました。 


うまく言えないのですが、
大学院を受験することを決めてからのこの一ヶ月間、「今持っている資格で働いていくことよりも、生活費さえ稼げないかもしれない臨床心理士を目指す必要性」をたくさんの人から問われ、私自身、いまも悩んでいます。

生活費を稼ぐことができないということが、どういうことなのか、まだ社会に出ていない私には理解できていないのだと思います。

だけど、どうしても学びたいという気持ちが率先してしまいます。

投稿: はに | 2009.05.05 21:32

質問です。教えてください。

私は、以前にうつになり、回復した後、この経験を生かしたいとカウンセラーになりたい強く思うようになりました。
そこで、会社が契約している産業カウンセラーに相談したところ、まずは、交流分析を学ぶのがいいのではないかとのことで、日本交流分析協会の研修を受け、交流分析士の資格をとりましたが、協会は、ノンクリニカルを標榜しており、臨床を目指している私には役に立っていません。
そして、次に産業カウンセラー協会の研修を1年間受講し、産業カウンセラーの資格をとりましたが、これも中身が浅く広くで、とても、カウンセリングをできるようなものではありませんでした。
また、カウンセラーの薦めで、日本認知療法学会に入会し、勉強していますが、これだけでは、何もできません。

そこで、やはり、臨床心理士しかないのかと思っています。ただ、臨床心理士に運よくなれても、たくさんの方がおられ、年齢も今、47歳ですので、職につけるかどうか不安です。
理想としては、会社に勤めながら、大学院に行き、臨床心理士になり、在職中は、夜間や土日などの休日を利用してカウンセラー活動をし、定年退職後は、カウンセリング活動のみでやっていきたいと思っていますが、大学院で学ぶためには、通信か夜間しか学ぶことができませんが、関西圏で、通信は、佛教大学しかなく、入試の倍率もすごくて、どうしたものかと悩んでいます。
何か、いい方法がありますでしょうか?
教えて戴ければ幸いです。よろしくお願い致します。

投稿: かずひろ | 2009.05.04 13:29

違った意見を述べます。
私も違った学部から、違った仕事につき、でも心理臨床が大事と言われて、学びながら仕事に生かし、いろいろありながら、院を受験し、臨床心理士の他の資格もとり、現在それらを全部生かしてそれは自分の強味として仕事をしているつもりです。
ただ、他の常勤の職場を経験したものとしては、心理職は余りに不安定で、きちんとした受け入れ体制もなく報酬も少ない場合もまだ多く、昇給や退職金もない場合がほとんどで、年金や保険などの補償も整っていない場合も多く、私だけでなくみんさん大変苦労しているように感じています。
心理職自体のの仕事はなくならないと思いますが、私の印象としては東京の場合は、院修了生が毎年大量にでるため、仕事をみつけるのがとてもむずかしいです。そして、やっと見つけたとしても体制がきちんとしていないところが多いです。
そして、実際は経験者で即仕事ができる人材を求めているので、これから院をでる方はますます大変になるのではないかと感じています。
また即戦力がないと育てる体制がきちんとしていないためきちんと仕事を続けるためにsv・研修他自助努力がけっこう求められると思います。

仕事としての将来的な安定を図るのなら、医療関係のどのような分野の資格かはわかりませんが、そちらの方が絶対安定した収入は得られるのではないかと思います。
ただ、きっとそちらの資格で働きたくはなく、臨床心理士としてやっていくことを希望されていらっしゃるのだと思いますので、例えば専門学校で受験資格がとれ、実習がきちんとあり、国家資格であるPSW(精神保健福祉士)や、福祉士などの関連領域でのお仕事の中で、心理的なことを生かして働くということも考えられないでしょうか?
医療、福祉、司法、教育、企業・・・どのような分野で働きたいと考えていらっしゃるかわかりませんが、今までは関連資格で働いていらっしゃる方から臨床心理士を受けなおして変わっていらっしゃる方は少なくありませんでした。
今最近一緒に仕事をする中で、学校心理士、特別支援教育士、PSW、福祉士、ケアスタッフ、スクールソーシャルワーカー、臨床心理士資格認定協会ができる以前の他機関で認定されたカウンセラー、保護司、民生児童委員などの方で、キャリアや力のない心理士以上に心理・精神的なことへの配慮ができる方たちにお会いして一緒に仕事を進めることがあります。
そういう方たちはとてもよく心理的なことも勉強されている印象です。
将来外国の様に、専門職で分化するよりも、日本は支援者のキャラクターでかなり支援の仕方がまかされているところがあるように感じています。現場で求められるのは、支援者にとって何が必要かと言うことになり、そういう時、心理的以外なことが必要になることも少なからずあるように思います。
うまく言えませんが、世の中の動向は個のカウンセリングよりも、地域援助、社会的文脈の中での援助、生活全体を含めた支援が求められるようになっているように感じます。
また心の病で長く療養されていらしたということですが、今自助グループや体験された方が後輩の相談相手をされていくことも少なからずあり、それはそういう体験をされて方でなければできない貴重な存在になられるとも思っています。
臨床心理士だけにこだわらずいろいろな方のお話を聞いたり、実際の現場の様子を見てから決められても遅くはないと思いますが、いかがでしょうか?
投稿: やさぐれ 2009.05.01 00:27

投稿: やさぐれ | 2009.05.01 00:53

たくさんの、コメントありがとうございます。

またまた短信ですが、私からも補足です。
有斐閣の「キーワード」シリーズは、入門書としていいかもしれません。「臨床心理学キーワード」、「心理学キーワード」などあります。

あと、老婆心ながら申し上げます。
大学院は研究をするところです。研究があり、それをベースにした臨床があり、その先に資格があるということです。
まず資格ありきではないことは、ご確認ください。

投稿: ひろみ | 2009.04.29 09:42

院試~臨試まで、受験対策にこのブログを何度も見て勇気づけられたものです。
お力になれればと思い、感謝の気持ちも込めてコメントさせてもらいます。

まずは、勉強について言えること
私は、学部が臨床心理学でした。
大学に入る前から、漠然と心理学に興味はあり本はよく読んでいました。しかし、院試レベルでの内容理解は、読書や通常の授業+αで院試用の勉強が必要です。
基礎作りをどうしたらよいかわからないのであれば、意味あるものに。さんのおっしゃるように3年次編入という手もあると思います。長期戦ですが。

例えば、私の場合。
私も同じように東京大学出版から読み始めたのですが、初めは全然内容が分かりませんでした。
そこで、もっともっと簡単な図形雑学シリーズの心理学を読んだり、フロイトやユングの自伝が漫画になっているものから始めました(基礎の基礎固め)。
それから、東京大学出版を読み、内容をノートにまとめる!!⇒ひたすら書く!ということを何回もやったのです。この作業だけは手を抜かずにやりました。この基礎固め、実は英語長文の読解のヒントになることが後で分かってきます。
受験間近になると、受験校に合わせて英語や用語などの過去問をやっていました。
自分の特徴に合わせて、少しでも楽しくやってみること。それが長続きの秘訣です。


志望理由について
あなたは、なぜどうしても臨床心理士になりたいのですか?

私は、受験する前この課題にきちんと向き合っていませんでした。いずれこの課題が私にとって今後の大きなターニングポイントになると覚悟はしていたものの、大学院に入ってからは相当悩みました。色んな意味で、覚悟を決めることが出来なかった。その過程で潰れていった仲間もいます。

偉そうなことは言えませんが、これから受験する方に、一度“なぜ自分が臨床心理士になりたいのか”自分なりに考えてみて欲しいなと思います。勿論、大学院に入ってから考えることもできます。でも、2年は短い。
答えを出すことではなく、自分なりに考えてみること自体に価値があると思うのです。

投稿: ポン汰 | 2009.04.29 01:08

ひろみさん、初めまして。

以前からこちらのページを見させていただいています。
私は臨床心理学士を目指し、心理学科の大学に進学し、今年4年になりました。
大学院受験に向けて勉強中ですが、勉強すればするほど心理学の奥深さを実感します。
特に大学院に向けて勉強を始めた頃は、今まで勉強してきたにも関わらず、初めて触れる理論などが多く、私もなかなか頭に入っていかなかった記憶があります。


また、私は塾などに通うお金がない為に自分だけで勉強を進めています。
そのためにこのようなページでみなさんの意見や頑張りを見ているとすごく勇気づけられます。

まだまだ勉強をしていく上で知らない事も多いので連絡いただけたら嬉しいです。

投稿: こっち | 2009.04.28 20:58

ひろみさん、こんにちは。いつも掲示板を拝見して励みにさせて頂いております。ありがとうございます。「どうしても臨床心理士になりたいので、大学院を受けたい」というコメントを見てすごいな、力になれることがあるだろうか、と自分なりに感じましたので感想をのべさせて下さい。


自分も院試の際はひろみさんと同じ書籍を中心にして仲間と共に学習しました。自身は学部から心理でしたが、その時感じたのは学部で学んだことを基盤にして臨床心理学が成り立っているということと、学部で参加できる臨床活動(自分の場合は施設訪問でした)を経てより臨床心理士になりたい理由が明確化したということでした。


院を受けられる方にとってどの道を行かれるのが良いのかわかりませんが、学部(あるいは3年次編入)などを経るというのも一つの選択としてあるかもしれません。


真っ直ぐなコメントに心ひかれました。自分自身も心を新たにさせていただきました。ご参考にしていただければ幸いです。

投稿: 意味あるものに。 | 2009.04.28 17:51

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