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注意欠陥多動性障害(H20-51)

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20-51も正解がないのでは?とご質問をいただきました。
Bの記述文に関して

B.DSM-Ⅳ-TRでは、注意欠陥/多動性障害の診断基準を満たす症状があっても、自閉性障害(自閉症)がある場合は、注意欠陥/多動性障害と診断されない。

認定協会の説明によると×です。

私の新書版のDSM-Ⅳ-TRで調べてみました。注意欠陥/多動性障害の記述の最後に

その症状は広汎性発達障害、統合失調症、または他の精神病性障害の経過中にのみに起こるものではなく、他の精神疾患(例:気分障害、不安障害、解離性障害、またはパーソナリティ障害)ではうまく説明されない。
(アンダーラインは管理人による)

アンダーライン部分の意味は、広汎性発達障害の経過中にのみ症状が起こっているならば、注意欠陥/多動性障害とは診断されない、という意味ですね。ということは、自閉性障害がある場合、注意欠陥/多動性障害と診断されない場合がある、ということになります。Bは○ともいえます。(「のみ」にひっかかりますが)
いずれにしても、「重複診断をすればよい」というのは、DSMを読んでいない解説だと感じます。

この問題についても質問をすることにします。
ご意見をお願いします。

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コメント

こんにちは。
自閉性障害とADHDが同時に診断されるのかどうか・・ということですよね。
以下のページに、次のような表記がありました。
http://www8.cao.go.jp/youth/kenkyu/h19-2/html/2_2_2_08.html

「LDはADHDやPDDと合併する場合が多く,特に前者との併存はADHDの30%強に及ぶとされている。またADHDとPDDの関係について,DSM-Ⅳ-TRやICD-10のような国際分類では現在のところPDDを上位に置いて,PDDの診断が可能ならADHDの症状がいかに明確でもPDDと診断することが定められている。」

DSMの文章の解釈によるのかもしれませんが、ここでは、ADHDの症状が明確でも、広汎性発達障害であれば、ADHDとは診断しないということになるので、この問題の回答は○、そして正解の選択肢はないということになります。

また、選択肢Cの解説もやや気になります。
「行為障害は発達障害の範疇に分類されておらず、注意欠陥および破壊的行動障害に分類されるので誤りである」
今、手元にDSMがないので間違っているかもしれませんが、ネットで見ると、DSMには通常、幼児期、小児期または青年期に初めて診断される障害として「広汎性発達障害」と「注意欠陥および破壊的行動障害」があり、行為障害は後者に含まれるということだと思います。確かに×であり間違ってはいないのですが、なかなか不親切な解説ですよね。

あー、やはり納得できませんね。どこが×になり去年不合格だったのか知りたいです。
まあ、こうした問題が何問かあっても、それでも他の問題が出来ていれば合格できたので、自分の問題ではあるのですが・・。


投稿: 長くてすみません | 2009.09.17 19:25

私もひろみさんと同じ意見です。
この場合○だと考えます。
認定協会からの回答がありましたら
是非アップして下さい。
よろしくお願い致します。

投稿: まゆ | 2009.09.16 08:52

意味あるものにさん、コメントありがとうございます。
ごめんなさい、私のくたびれた頭では書いていただいたことが理解できません。明日またゆっくり読ませていただきます。

実際の現場での診断はどうされているのでしょうか? 情報をお願いします。

投稿: ひろみ | 2009.09.08 23:42

 ひろみさん、こんにちは。掲示板で過去問の解説をしていただきありがとうございます。この問題について考える機会を頂いたような気がしましたので、主観が混じりますがコメさせていただきます。

 注意欠陥・多動性を規定するうえでのDSM-Ⅳにおける記述ですが、ひろみさんが『「のみ」にひっかかりますが』とコメントされている部分が非常に重要に思えました。『のみ』を入れた場合とそうでない場合で意味が変わってくるように思います。私なりに主観が交じりますが以下のように意味が伝わるよう比較した文章を作ってみました。


その症状は広汎性発達障碍、統合失調症、または他の精神病性障碍の経過中に、の後に『のみ』が入っていない場合


注意欠陥・多動性障碍と診断されるような症状がみられた場合においても、その症状が広汎性発達障碍、統合失調症、または他の精神病性障碍の経過中にみられるものである場合、注意欠陥・多動性障碍との診断は下されない。注意欠陥・多動性欠陥障碍と診断されるにはその症状が注意欠陥・多動性障碍の経過中において起こっているものであり、それ以外の障碍の経過中でも起こっている場合は、診断されない。それはまた他の精神疾患(例:気分障碍、不安障碍、解離性障碍、またはパーソナリティ障碍)ではうまく説明されない必要がある。


その症状は広汎性発達障碍、統合失調症、または他の精神病性障碍の経過中に、の後に『のみ』が入っている場合


注意欠陥・多動性障碍の症状は、広汎性発達障碍、統合失調症、または他の精神病性障碍の経過中にのみにみられるものではない(多種の経過中で観察される)が、(つまり注意欠陥・多動性障碍、広汎性発達障碍両方の経過中に見られても良いことになります)が、その症状は他の精神疾患(例:気分障碍、不安障碍、解離性障碍、またはパーソナリティ障害)ではうまく説明されないことが条件となる。


上記のように考えました。前半部の文章を注意欠陥・多動性障碍の症状がみられる場面の説明と考えればわかりやすくなると思います。またDSMの重複診断についてですが、分類の診断と手引きの36ページより、重複診断における記述が間接的に載っているようです。重複診断を認める記述であるように思われますので参考にして頂けたら幸いです。


コメントの意図が伝わりづらくなっているかもしれませんがすみません。試験まであと2カ月を切りましたが私なりにコツコツやろうと思います。

投稿: 意味あるものに。 | 2009.09.08 18:57

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