TATの参考書
ざっと目を通して、カードの解説が、カード1~20までしかない!と焦りました。よく見ると、6BMと6GFのように、同じカード番号でもカードが2枚ある場合があるのでした。
1~10が第1系列、11~20が第2系列となっています。31枚のカードからランダムに20枚を選ぶのではなかったのですね。実施順も、カード番号順のようです。
カードの解説はとても詳しくて、昨年度の出題カードのこともよくわかります。(^_-)v (実際の図版は載っていません)
20枚実施については、「最近ではほとんど取り入れられていない」とあります。
いくつかの組み合わせ例として、
Hartman の基本TATセット: 1,2,3BM,4,6BM,7BM,8BM,13BM
Cramer の card pull (図版によって引き出されるもの)
家族関係が引き出されやすい:1,2,6BM,6GF,7BM,7GF
異性関係:4,10,13MF
攻撃性:3BM,8BM,11,12M,13MF,18GF
抑うつ;3BM,3GF,9GF,12BG,14,15,17GF
が紹介されています。
実際の図版ですが、実は『心理テスト入門 (こころの科学増刊)』にいくつか載っています。
でも、カードNo.がないので、どのカードかわかりませんでした。カードの説明文を合わせてみるときっとわかると思うと、楽しみです。(^o^)
新しい本の内容は通信教育の教材に反映したいと思います。ただ今教材の更新中です。がんばります!
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コメント
TATの全図版が載っている参考書を教えてもらいました。『TATアナリシス』(垣内出版)ですが、絶版で手に入りません。(T_T)
投稿: ひろみ | 2010.05.08 01:09
ひろみさん、ご返信ありがとうございます。
本当に、「今年こそは、合格を決めます!」
赤塚先生の著書の購入の件ですが、早速、ひろみさんのサイトを通して(ハイパーリンクをたどってということでよろしいでしょうか?)、amazonから注文させて頂きました。
いつもひろみさんの勉強部屋に大変お世話になっておりますので、喜んでお引き受けさせていただきました。
また、ひろみさんの勉強部屋を参考にさせて頂きながら、頑張ります!
投稿: コザック | 2010.02.04 23:26
コザックさん、コメントありがとうございます。今年こそは! がんばりましょう。
先生の著書はすごく分かりやすく、図版の解説も丁寧で、力作です。しかもコンパクトで値段もまあ手頃ではないでしょうか。
あの…本を購入されるということなので、ちょこっとお願いです。よろしければ、私のサイト・スルーでamazonからお求めください。私の方にamazonから紹介料がいただけます。
管理人は維持費を払ってこの勉強部屋を運営しておりますので、その費用くらいは捻出したいのです。みなさまも、できましたらご協力よろしくお願いします。
投稿: ひろみ | 2010.02.03 01:23
今年もよろしくお願い申し上げます。
絶対、今年こそ、二次を乗り越えたいです。
ちなみに、3回目のチャレンジです。
もちろん、一次も、クライエントさんのためと思い、モチベーションを少しずつ上げて頑張りたいと思います。
ひろみさんがご紹介されているTATの本の著者、大学時代にTATを教えて頂きました。
そのときに、1枚ずつの解説を授業でされていたのですが、その集大成みたいな本なのですね。
おもしろそうですし、資格試験の勉強用に、私も購入しようかと思います。
投稿: Newコザック | 2010.02.03 00:30