夜尿症の治療具
本年度1回目の関西地区勉強会を3月20日(日)午後~3月21日(月祝)終日開きます。範囲は心理学基礎です。
着々と準備しています。まだ席が空いていますので、参加希望を受付ます。詳細はメールでお問い合わせください。
勉強会でテキストに使う『キーワードコレクション心理学』を舐めるように読んでいますが、また「あ、ここにあった」を見つけました。
13-10の古典的条件づけを応用して夜尿症を治療する装置の問題です。キーワードコレクションのp.166にあります。
以下引用です。
事象の連鎖としては、①膀胱圧が高まる ②排尿する ③ブザーが鳴る ④覚醒する という順序になる。③のブザーは条件刺激、④の覚醒は無条件刺激にあたる。①の膀胱圧の感覚は治療者がコントロールできる刺激ではないが、時間的には無条件刺激に先行しているので、、これを実質的な条件刺激として利用することが可能である。この条件づけが成功すれば、患者は膀胱圧が高まったとき、排尿する前に覚醒できるようになる。そして最終的には、朝まで排尿しないでもちこたえられるようになる。
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