時間条件づけ
おかげさまで山男は本日退院しました。実はもう一方の手が残っているのですが、様子をみながらです。
あとは回復していくだけなので、見守ります。
さて、3月の3連休後半の午後から翌日にかけて、「超勉強会・心理学基礎編」を予定しています。1日半で参考書を1冊通読し、ここのこの問題、この問題はここに出ているよと確認します。使用するのは私愛用の『キーワードコレクション心理学』(新曜社)です。ここに載っていない問題については、この本のここ、あの本のどこ、と全部全部確認するつもりなので、『超勉強会」です。
それで下読みを始めたのですが、どの参考書にも載っていないものに「時間条件づけ」(10-2)があります。インターネットで見つけたので、紹介しておきます。
『キーワードコレクション心理学』では、古典的条件付けは
1.同時条件づけ…CS(条件刺激)とUS(無条件刺激)を同時提示
2.延滞条件づけ…CS提示後一定時間経過ごUSを提示(CSとUSには重複する時間がある)
3.痕跡条件づけ…CS提示終了後ある程度時間をおいてからUSを提示
4.逆行条件づけ…US提示終了後CSを提示(一般に条件づけが成立しない)
の4種のパターンとあります。
『キーワードコレクション心理学』に載っていない時間条件づけはこちらにあります。
時間条件づけでは、CSがありません。一定時間感覚でUSだけを提示します。
ヒトの摂食行動に関しては、無条件刺激(US)は「食事(食べ物)」でしょう。一定時間間隔で「食事」が提示され摂食することで、時間間隔が条件刺激(CS)となり、時間がくれば食べるという行動が条件づけられる。これが時間条件づけだと私は理解しています。
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