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高次脳機能障害の理解と支援のために

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H21は、高次脳機能障害と神経心理学検査関係の出題が3問ありました。
21-46,21-50,21-93
その高次脳機能障害について、とっても参考になる冊子のPDFファイルを見つけました。
『高次脳機能障害の理解と支援のために』


高次脳機能障害とは、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血などの脳血管障害、交通事故、高所からの転落などの事故、脳炎、低酸素脳症等で脳に障害を受けた結果、前と同じ能力を発揮できなくなったり、人が変わったようになることです。
障害の種類は
(1)記憶障害 
(2)注意障害
 集中ができない、特定の対象に注意を向けられないなど
(3)遂行機能障害
 段取りができない、状況に応じて計画の変更や手順を省略するなど臨機応変な対応ができないなど
 遂行機能…何かをしようとするとき、計画し、進行状況を管理監督し、効率的に実行する能力
(4)社会的行動障害
 性格の変化、感情のコントロール障害、意欲の減退など
(5)その他
 気づきの障害(障害がある自覚の欠如)、疲れやすい、うつ

障害に関連するおおまかな脳の機能は
前頭葉→総合判断、感情・行動コントロール
側頭葉→聴覚理解,記憶
頭頂葉→空間認知

神経心理学検査
注意機能→トレイルメイキングテスト(TMT),標準注意機能検査作法(CAT)
記憶機能→三宅式記銘力検査,ベントン視覚記銘検査,リバーミード行動記憶検査(RBMT),ウェクスラー記憶検査改訂版(WMS-R)
遂行機能→遂行機能障害症候群の行動評価日本版(BADS),慶応版ウィスコンシンカードソーティングテスト(KWCST)

遂行機能と21-50の「実行機能」は同じことを指しているのでしょうか? 同じような気がしますが、微妙に違うようでもあり、確信がもてません。

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コメント

コザックさん、コメントありがとうございます。
同じ年度の問題で訳語を変えているのは、わざとなのか、統一を欠いているだけのか…いずれにしても受験生は勉強しにくくて困りますね。
これからも情報をよろしくお願いします。

投稿: ひろみ | 2011.03.05 23:54

ひろみ先生

昨年は、東京の勉強会で大変お世話になりました。
コザックです。

今年は、来年度受験される方のために少しでもお役に立てればと思い、コメントさせて頂きます。

自分にとっても勉強になりますし。

遂行機能も、実行機能も、双方ともにexecutive functionの訳として使われ、意味も同じようです。

ですので、どちらも同じものと考えてよいのではと思います。

私も、昨年、この用語の違いについて迷いましたが、調べて、このような結論にいたりました。

投稿: コザック | 2011.03.04 22:52

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