起立性調節障害(OD)
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「朝、起きられない」という子どもに見られる起立性調節障害(Orthostatic Dysregulation: OD)について、新聞記事から
正常な人は、起立時に瞬間的に下半身の血管を収縮させ、血液が下半身にたまることを防ぐが、ODの子どもは血管収縮力が弱く、一気に下半身に血が下りてしまい、脳貧血状態になる。横になった状態から起き上がり、血圧と心拍の変化を測ると、健常児では、一度下がった血圧は平均17秒で回復する。一方ODの子どもは、回復に25秒以上かかったり、血圧低下の幅が大きかったり、心拍数が増えることもある。
診断のためのチェックリスト:
①立ちくらみやめまいを起こしやすい
②朝なかなか起きられず、午前中は調子が悪い
③朝礼のとき、気分が悪くなったり、倒れたりしたことがある
④食欲がない
⑤体がだるい
「はい」2点、「時々」1点、「いいえ」0点 合計4点以上なら80%の確率でOD
主に子どもにみられる症状だが、大人になっても生活への影響が続く人もいる。
薬物で最もよく使われるのは、血圧を上げるミトドリン塩酸塩。貧血に効果がある「当帰芍薬散」などの漢方薬を使うこともある。
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