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2011.10.05

脳卒中

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4月23日の朝日新聞の記事から。

脳卒中は、1951~80年まで日本人の死因の1位でした。1981年にがんが1位になり、1985年に心臓病が2位になり、以来、脳卒中は死因の3位です。毎年約13万人が脳卒中で亡くなっています。
患者数が減っているわけではなく、1970年に18万人だった死亡者数が、2006年には13万人に減りました。救命される人が増えたためです。
ただし、手足のまひやうまく話せないなどの後遺症が残る人は少なくなく、介護の必要な人の4割が脳卒中の患者さんで、介護原因の中で最も多くなっています。

脳卒中の種類:
脳梗塞…血管が詰まって血液が流れなくなる。2009年のデータでは、脳卒中の75.4%を占める。内科治療が主体で、発作から3時間以内なら、血栓を溶かす「tPA」を点滴する。カテーテルで管の先についたコイル状の細いワイヤで、血栓をからめとる治療も実施されている。
①一番多いのは、脳内の比較的広い動脈の内側に、コレステロールなどがくっついてどろどろしたこぶができ、そこに血栓が作られるタイプ
②脳内の細い動脈の血管壁が高血圧などのためにだんだん太くなり、血液の流れる場所が狭まってしまうタイプ
③不整脈のために血栓ができるタイプ

脳出血…脳内の血管が破れて血管の外に血液が流れ出す。その血が固まり、脳の組織を圧迫する。1960年代には脳卒中の8割を占めていたが、2009年のデータでは17.8%。治療は出血の起きた場所や量によって異なるが、脳内の圧力が高まる恐れのある場合には開頭手術で圧力を下げる。

くも膜下出血…脳の周辺にある膜、くも膜の内側にある血管から出血し、脳を圧迫する。6.8%。

主な症状:
片方の手足や顔の半分にまひ・しびれ
ろれつが回らない
片方の目が見えない
人の言うことが理解できない
物が2つに見える
経験したことのない激しい頭痛
→すぐに病院を受診!

脳梗塞でも脳出血でも、できるだけ早くリハビリテーションを始めた方が、手足などの機能が回復しやすい

脳卒中のリスクを高めるのは:
高血圧、高脂血症、糖尿病、喫煙、高齢化

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