とどまり共に生きる
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昨日(25日)、福島県にある桜の聖母短大の二瓶由美子さんのお話を聞く機会がありました。二瓶さんは、とどまることにこだわっている福島の方と共に生きている、そのありのままを語ってくださいました。また、研究者の視点から復興に向けたて何が必要なのか、提言もなさいました。講演の全容まではお伝えできないのですが、本当に心に響く、声高ではないのですが、聞く人にしっかり届く言葉で話してくださいました。
いくつかの言葉をメモしたので紹介します。
アルファベットのFUKUSHIMAを漢字・ひらがなの福島にもどす
目の前にいる学生を守りたい
「危険だからそこに行かない」ではなく、安全を求めることではなく、どう生きるか
現実ではないけれど、理想をかかげないとやっていけない
非日常の日常を生きている
チェルノブイリの事故で一番多発したのは、白血病でも甲状腺障害ではなく精神病
キエフの栗の木より桜の枝に 私たちはあなたと共にいる
ともに乗り切っていく気運(が欲しい、今の日本にはない)
情報を隠すことが健康を奪い続ける
大切なのは、情報と教育
自分でできることをする
信念をもってぶれない
覚悟をもって生きる
そして私が一番こころに刻んだのは次の一言でした。
「知った上で発言して欲しい」
臨床に携わる者として、この一言をずっと大切にしていこう思いました。以上、まとまりがないですが、私にできることとして、二瓶由美子さんからのメッセージをここにお伝えしました。
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コメント
関西勉強会について
3月の勉強会に参加できなかったので、その後開催されることを心待ちにしています。
5月とか6月に開催の予定はないのでしょうか?
投稿: moco | 2012.04.18 22:32
くろやぎさん
です。
私は震災発生後1カ月半の頃に、行政支援のメンバーとして福島県に行き、臨床心理士の方々と一緒にペアで活動しました。その時はまだ行政職として臨床心理士さんのフォロー側をする立場でした。
ある臨床心理士さんに、志願の動機を聞きました。彼は、「こういう時に一番に駆けつけるために臨床心理士になったんです。」とのこと。
私の年齢の半分である彼の言葉は、淡々としていましたが、心に深くしみました。
随分前に修士課程を修了し、今さら受験する気などなかった自分ですが、重い腰を上げたのは、彼の言葉に背中を押されたというのもあったでしょうね。
放射線量計を各自支給されての支援活動でした。しかし、当たり前ですが、福島県内では人々が生活していました。県外にいるときは、人々の生活はわかりません。
遠くから批判することはたやすいです。
投稿: くろやぎさん | 2012.02.27 20:35