ブロイエルとアンナ・O
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心理療法の勉強会では、「心理療法ハンドブック」と「心理面接プラクティス」を読みました。
「心理療法ハンドブック」は評判がいいのですが、買っただけで読んでいませんでした。
心理療法の解説は難しい内容をよくここまで平易に書けるなぁと感心するほどでした。しかもコンパクトにまとめています。
面白かったのは、精神分析の章です。
ヒステリー研究での、アンナ・Oとブロイエルの関係が、週刊誌ネタのようで可笑しいんです。最後にブロイエルは妻とともにイタリアに逃げ、研究からも手を引いたとか。当時は「転移」という概念がなかったし、やむを得なかったのでしょう。
この章を読むと、どうしてフロイトが性にこだわったか、その経緯がとてもよくわかりました。またフロイト以降の精神分析の流れもしっかり解説されています。
また改めて、自分はほんとに物を知らないことを知らされました。まだまだ勉強が足りません。
関係なくてちょっと関係ありますが、今私は「ソフィーの世界」にはまっています。今ちょうどフロイトのところを読んでいます。
職場に<ソフィーおたく>の方がいて、私が貸してほしいと頼むと、「差し上げます」と百科事典のような本をくださいました。私はじゃあお借りしますと言ったのですが、「僕、5~6冊持ってますから」。なんでも、ブックオフで100円で売っているのをみつけるたびに買っているそうです。「2500円もするものが100円で売っていると買わずにはいられない」そうです。
おかげさまで「智(=ソフィー)」の世界にどっぷり浸かって楽しくて仕方ないのですが、通勤電車の中で読むのには少々重いです。
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