成人のADHD
1月7日の朝日新聞の記事から。
成人のADHDの診断基準を厚生労働省研究班がまとめました。
この診断基準を日本人にあてはめると、少なくとも成人の1.65%に疑いがあった。
成人期ADHDの診断基準の確認項目(一部抜粋)
読書や仕事に集中することが難しい
長い会話についていくのが難しい
事前に計画が立てられない
家や仕事場が散らかっている
仕事関連の物品を置き忘れる
書類の置き場所を忘れる
忘れ物を取りに家に戻る
(座っているとき)爪をかむ、髪の毛をいじる
いすを絶えず左右に動かす
1ヵ所に長くとどまるのが難しい
声の大きさを加減するのが難しい
絶え間なくしゃべる
並んで待つのは我慢できない
渋滞にいらだつ
研究班が18~49歳の男女3910人に調査をし、診断基準から14人をADHDと診断した。そこから、成人人口の1.65%が該当すると推定値を出した。
成人のADHDについて、治療薬ストラテラが昨年8月に保険適用された。脳内の神経伝達物質の減少を防ぎ、症状を改善させる効果がある。
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