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面接評価をC以上にするための8種の基準

私は面接練習の季節になりました。
今日も、来週も、再来週も面接練習をします。どこかでお会いするかもしれませんね。
今日、受験生の方から、「臨床心理士報44号」(臨床心理士になったら送られてくる機関誌)の記事を見せていただきました。
「座談会 平成24年度二次試験(面接)を終えて --9名の試験担当者の語り」
私のところにも来ていたのに、スルーしていました。(^^;)

16pもありますが、おいおい内容を整理してお知らせします。身近で持っている人がいたら、見せてもらいましょう。
今日はその中から、「面接評価をC以上とするための8種の基準」を紹介します。

面接評価をC以上にするための8種の基準
1.面接において専門家として業務に携わる上での基礎になる、社会人として人間関係を行いうる基本的なコミュニケーション資質を備えている。
2.専門基礎知識は、単なる知識として乱用するのではなく、臨床実践でクライエントの利益に繋がる生きた知識として活かすものであることを認識している。
3.現時点での臨床経験の未熟さや臨床事例の不足・偏りなどを自覚している。
4.単なる人生経験や熱意・同情だけでは遂行できない専門業務であること、自分の個人的な利益を優先するための資格でないことを自覚している。
5.スーパーヴァイザー、専門家連携の必要性と備えの大切さを自覚している。
6.臨床心理面接が、相手の心に直接的な影響を与える専門業務であり、クライエントの評論や実験的な興味・関心が中心であってはならないことを自覚している。
7.臨床心理士が汎用性に基づく社会的な責任をともなう資格であること、クライエントへの援助以外の目的で転用するものではないことを自覚している。
8.職業倫理について自覚し、資格取得後の生涯学習的な研修が必須であること、資格更新制の意味について自覚している。
大塚義孝「平成22年度の事業報告と平成23年度事業の展開」臨床心理士報23巻1号(42号)平成24年1月5頁

「備えている」必要があるのは、1.のコミュニケーション資質のみです。
そのほかは「認識している」または「自覚している」ことが求められています。だから、「足りないこと」「できていないこと」が問題なのではなく、まずそれを認識し、自覚することが重要です。その上で、どのように対処しているのか、どうしていく必要があるのかをしっかり語れるようにしてください。

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コメント

試験に受かる心理士養成と、社会やCLさんのお役に立てる心理士養成は明らかに違いますよね。

どちらも繋がるのであればあえて切り分けて考える必要はありませんが、こういった過度の試験対策により、後者がおざなりになっているように感じます。

面接対策に特化して合格したところで、現場の役に立てなければ本末転倒でしょうし、会員向けのクローズな情報をオープンにする以上、そこから先は自己責任なんていうとしたら、それは無責任ではないですか?

投稿: つばめ | 2013.11.07 16:31

言い忘れてましたが、前年みたいに、全員が面接終わってないのにフライングしてここで何聞かれたかをUPする(ないしはUPできるような場所を作る)のは本当に試験の中立性が崩れるので(そこまでの試験か?と言われればそれまでだが)それはやめてくださいね。みんなの迷惑になるんで。

投稿: 通りすがりのSC | 2013.11.07 00:19

いくつか見たんですが、特定の団体にあてたものを特定ではない人に公開する倫理感覚がまずひっかかりました。
まぁ、とはいえ、心理士報に書いてある程度のことでは試験には全然左右されませんけどね。
相手も受験生が読んでると思ってるだろうから、気を付けるポイントでカッコイイこと言おうとすると「ああ、こいつ分かってないな」って感じで落ちるかもしれません。

面接はお話をする場所なので、相手が聞きたいことを聞き、こっちもそれにきちんと答える。答えに悩んでいれば悩んでいることを正直に話す。だいたい自分から言わなくても相手が気になったことは聴いてくるから無理にアピらなくてOK。

あと「面接官がプロ」というのは嘘です。面接官はj普段はカウンセリング的な意味で面接のプロかもしれませんが、選別・人事的な面接では素人に毛が生えた程度で面接官の方が社会性ない場合もあります。
まぁ受かる人は対策しなくても受かるし、自信ない人は指導教員だった人に何度も模擬面接頼むのが一番かもしれません。

こういったとこでやんややんややるものじゃないです。

投稿: 通りすがりのSC(常勤兼任) | 2013.11.07 00:15

文章の途中で切れてしまい、申し訳ございませんでした。(このところ、重複ばかりで申し訳ございません。重複部分削除可能であればお願します)

私は受験生という立場なので、一定の基準が知れたことはありがたいです。

ただ試験官の先生方は面接のプロなので、付け焼き刄の内容を述べても見抜かれると思っています。

また受験者として考えた場合にも、基準を知ったら必ず合格できるというわけでもないのではと思います。試験という枠の中では、面接官に伝わらなければ意味がありませんし。

会報で公開しているとことについて、次の世代の心理士を育てていくための指針とする目的があるように感じます。
ただ時期や伝え方によっては、伝達する側(今回の場合はひろみ先生)としても本意でない形で伝わる可能性もあるようにも感じました。


投稿: モスー?- | 2013.11.06 13:29

私は受験生という立場なので、一定の基準が知れたことはありがたいです。

ただ試験官の先生方はプロなので、
付け焼き刄の内容では見抜かれるとおもい

投稿: モスー?ー | 2013.11.06 13:13

誰でも見ることのできる場所に、会員向けの情報を出すのですね…
Twitter等にも出回っていますが。
基準に合わせて演じては意味がないし、
こういった情報も、既にCPになった人から入手することに意味があるのではと思いますが。
面接に通るだけでなく、臨床家としての姿勢も伝わると思いますので。
ハウツー的な公開の仕方は疑問です。

投稿: おばちゃん | 2013.11.06 10:44

モスーさん、コメントありがとうございます。
2次試験、しっかり準備を進めてください。応援しています。

投稿: ひろみ | 2013.11.06 00:21

(≧∇≦)→ m(_ _)m の間違いですm(_ _)m

投稿: モスー?ー | 2013.11.05 07:48

資質 → 気質 の間違いです(≧∇≦)

投稿: モスー?ー | 2013.11.05 07:46

貴重な資料内容のご報告ありがとうございました。現在少しずつですが、2次対策を進めています。

自分の中では具体的にいうとしたら、こういうコメントがあるかなぁというように噛み砕きながら、基準項目を読ませて戴きました。

認識、自覚の部分については、自分自身でそう思っていても、ある程度そのことが面接官に伝わらないといけません。

そのため、広い意味では、2から8の前提として、「伝える技術」を備えていることも必要なのだろうなぁと感じました。

現在その技術が十分身についていないとしても、日々の臨床場面で意識して取り組んだり、研修やSVなどを受けたりすることで変えていけるものなんじゃないかなぁと感じました。

技術といってしまうと大袈裟かも知れませんけれど、資質のように変えにくいものではないと思ったので、そのような表現になりました。

投稿: モスー?ー | 2013.11.05 07:40

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