網様体(23-13d)
今日は、集まれる人が集まって、心理基礎の勉強会をしました。
2回に渡り、新曜社の「キーワードコレクション心理学」をほぼ読み通し、追加資料も少し読みましたが、まだ発達の分野が残りました。5月18日に、査定に入る前にやりたいと思います。
読めば読むほど発見のある「キーワードコレクション」ですが、今日も「これも出てる!」を見つけました。
今まで、いろんな本で調べても載っていなくて、よくわからなかった「網様体」(23-13d)です。
Ⅴ.動機づけの中の「ジェームズ・ランゲ説」の章です。旧版のp.245、改訂版のページはわかりません。
引用
キャノン・バード説も現代の心理学ではそのままの形で受け入れられてはいない。現在では、視床のほかに視床下部、大脳辺縁系、網様体などが情動に関与していることが明らかにされている。
そして、網様体について注で説明があります。
網様体は感覚路から入力を受けて一定の活動状態が保たれているが、一方では大脳皮質にインパルスを送って、皮質を目覚めた状態にしている。
認定協会の網様体の説明は「覚醒水準のコントロールにかかわる」ですから、それは、「皮質を目覚めた状態にしている」と関連するのですね。
ページには、網様体がどれなのか図解もされています。
同じページには、21-8で出題された、Schachter, S. のエピネフリンの実験について詳しい記述があります。
「キーワードコレクション」には、ものすごい情報量が詰まっています。
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