認知症の学習療法
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転勤して、まもなく1ヶ月です。平和に過ごせています。新聞の整理も進んできたので、順番に紹介していきます。
(新聞は朝日新聞です)
今年の2月26日の記事から。タイトルは「認知症 広がる学習療法」
記事から引用
学習療法
文章を音読したり、簡単な足し算や数字を並べたりするのを通して認知症の改善を目指す非薬物療法の一つ。脳トレーニングで知られる東北大の川島隆太郎教授らが01年に提案し、介護施設やくもん教育研究会などと共同で開発。感情や理性をつかさどる脳内の前頭葉を刺激することで、認知機能やコミュニケーション能力などの改善につながるとされるが、改善の程度には個人差がある。
施設にもよるが、基本的に参加者は月額2千円程度を負担。くもん学習療法センターによると、国内で1579施設が導入し、約1万2千人が参加する。(1月現在)
学習療法を導入している介護老人保健施設では、これまでにのべ90人が参加し、転倒や不眠、徘徊などが減ったといいます。職員側にも理解が広がり、「学習の達成感が自信と尊厳を取り戻すきっかけになっているようだ」と話しています。
海外で初めて学習療法をとりいれた米国オハイオ州の高齢者介護施設を、宮城県の仙台放送がおったドキュメンタリー映画「僕がジョンと呼ばれるまで」もあります。
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