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2014.12.21

アリス・イン・ワンダーランド

ひろみ@10年間の振り返りの続きです。
同期会に続く前置きは終わりにしようと思ったのですが、やっぱりこれを書いてからにします。
宝塚時代から安蘭けいさんのファンで、初演を見逃した「アリス・イン・ワンダーランド」が再上演されるというので、がんばってチケットをとりました。
アリスがワンダーランドに迷い込む物語ですが、劇中のアリスは、ワーキング・マザーでした。仕事が忙しすぎて、家庭はほったらかし、家族はバラバラ、仕事でも煮詰まっています。

夢の中でワンダーランドに迷い込んだアリスは、不思議な仲間に出会い、最大の敵である帽子屋と戦うことになります。しかし、帽子屋の正体は、アリス自身の中にいる「悪魔」だったのです。
安蘭けいさんの演じるアリスは、最初のうちは、イライラして当り散らすばかりの女性です。ファンとしては残念。それが帽子屋と戦い自分を取り戻すうちに、宝塚歌劇男役元トップスター安蘭けいの本領が発揮され、歌唱力も圧倒的でした。
夢から醒めたアリスは、自分の心が悪魔に占領されていたことに気づき、自分が大切にしなければならない人たちや、しなければならないことに思い至ります。
アリスが最後に歌う歌の歌詞は
「朝ごはんを食べよう 借りていた本を返そう クリーニング屋に行こう 仕事のことは話し合おう 今夜は必ず3人で晩ごはんを食べよう」
といったものでした。
これを聞いたとき私は、まるで雷に打たれたかのように、「アリスは私だ!」と心の中で叫びました。私も、朝ごはんを食べなかったり、借りているDVDをいつまでも観られなかったりしています。家の中はごちゃごちゃで、何が大切なものなのかわからないです。私も立ち止まって、身の回りを整えなければ、そうしなければ大切なものを失ってしまう! と気づかされました。(アリスはワンダーランドで帽子屋に家族や自分分身である仲間を殺されてしまいます)
劇場からの帰り道、心を洗われたようにすがすがしく、力強かったアリスに勇気をもらって、私も身の回りのごちゃごちゃ、ぐだぐだから脱出するぞ!と決意したのです。
翌日は日曜日で本当によくがんばったのですが、片付けきらないうちに翌週は冬山登山などがあり、今週は疲れきり、家の中はまたごたごたしてきています。そして追い討ちをかけるように、本当に大切にしてきたものを失くしかけているという事態が発生しました。2003年の修了以来毎年続いてきた大学院同期の新年会を、来年は中止するという連絡が舞い込んだのです。

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