2008.10.13

家族療法

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家族療法についてリクエストいただきました。ちょっと多くなりますが、まとめておきましょう。

大事典では356pから360pまで、5pにわたって説明されています。ここで「ラッキー!」と思って一生懸命読むと、どつぼにはまる人がいるかもしれません。σ(^_^;) 詳しすぎて、しかもわかりにくいです。読むほどに混乱…
今になって見ると、ああ、ここだけ読んでおけばというポイントがわかりますが。

しけしんの臨床心理学編でまとめられているポイントを押さえておけばよいでしょう、というのが私の意見です。

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2008.09.26

問題70,74,79,84

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受験票が届き始めましたね。久々の更新です。

今年の勉強会では、新しい試みをしました。論述練習にみなさん一生懸命取り組んでいらっしゃったので、書きっぱなしでお帰りいただくには忍びなくて…
終了してから、「どなたか、みなさんの前で読まれてもかまわないと思われる方、ご提出いただければ、その場で添削させていただきます」と申し上げたところ、4人の方が提出してくださいました。ありがとうございます。

<ライヴ添削>と名づけましたが、なかなか面白かったです。私は自分はライターしていますが、他の人の書いたものを読んだり直したりする経験はほとんどありませんでした。でも、論述で重要なのは<構成>に尽きますので、それなら見てあげられるだろうという見通しは持っていました。

そして、内容は充実していても、構成が弱い方が多かったです。特に、導入部分でこれから何について論を展開していくかを明示しないまま書き始める方が多かったです。それは「○○について述べる」のようにテーマを書くのではなく、「○○について述べよ」というテーマに対して、「○○については、△△と◎◎を考慮する必要がある」のように、これから△△と◎◎について論を展開していきますよ、と明示することを指します。
また、自己紹介のような、論旨に関係のない記述をしている人も案外多かったです。論文は作文ではありません。あなたのことは誰も訊いていません。

語尾についても気になりました。どうしても「○○だと思う」という表現が増えてしまう人がいます。論文は感想文ではありません。せめて「○○だと考えられる」「○○だと言える」にしましょう。でも、「○○である」なら、もっとシンプルで、シャープな論調になりますよ!

関西では論述練習の時間はとらなかったですが、事前にお知らせして、添削を希望される方に書いてきていただきました。コピーもさせいただいて、みなさんでシェアして参考にさせていただきました。ありがとうございました。

うかうかしていたら、試験が終わってしまいますね! 昨年度問題の評価を続けます。


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2008.09.15

問題45,51,57,63

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昨日は、問題45の評価の途中で、トラブルがあり、突然インターネット接続ソフトが終了してしまいました。↓↓↓(/_;)

仕事がようやく一段落して、昨日から3連休です。ラジオ三昧しました。今日も三昧します。しかも!今日はNHKFMでは、「今日は1日ミュージカル三昧」という10h以上の番組があります。湖月わたるさんのパーソナリティも楽しみです~。さっそく「ひとかけらの勇気」をリクエストしました。放送してもらえるでしょうか…

昨日は、「トーキング ウィズ 松尾堂」を聴いていて、スポーツライターの松瀬学さんのお話がおもしろかったです。
オリンピックがテーマだったのですが、松瀬さんはソフトボールの上野選手の活躍に一番注目しているそうです。
上野選手は
「自分を信じて」「最後まであきらめなければ」必ず夢は叶うと語りました。でも、松瀬さんに対しては「それだけでは夢をかなえられません」ともらしたとか。
また、2日間で400球以上を投げ、身体の疲労ばかりが言われましたが、本人には頭脳の疲労の方がきつかったそうです。力だけでは、アメリカには勝てない。それは、先のオリンピックでも経験していたので、配球や体力の配分など、確かに、すごい頭脳プレーを行っていたことは、私もNHKスペシャルを見て知っていました。

そしたら、昨日の新聞で、こんな本の紹介を見つけました。「勝負脳の鍛え方
スポーツだけではなく、人生で勝つための脳の働きが解説されているとか。資格試験にも役立ちそうなので、紹介しておきます。

では、H19問題の評価を続けます。

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2008.07.26

アンナ・フロイトとメラニー・クラインの遊戯療法

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お久しぶりになってしまいました。自分の健康を優先させていました。

みなさん、出願書類の申請は済まされましたね。ね!ね!(もしまだの方がいらっしゃれば、早急に!)
届いたら、早めに必要書類をそろえて、早めに出願しましょう。書類の不備など連絡が来る場合もあります。締切まぎわになるとあせるので…

6月の終わりですが、久しぶりでラジオで「日曜喫茶室」を聴きました。(大好きな番組だったのですが、月1の放送に変わったのです)その中で、ゲストの日本航空の機長小林宏之さんのお話が印象に残りました。事故を起こさないために、どのように注意を払っているか、ということについてです。
あらゆる、可能な限りの危険な事態を想定して、
「悲観的に準備 (でも本番では) 楽観的に飛行」

これは、受験にも通じる!と思いました。
受験準備に、これくらいで大丈夫はない、と私は思っています。知らないこと、解けない問題は必ずあります。どこまでもチャレンジ、どんな問題が出るかわからないのだから、あくまでも悲観的に準備! またこれは、出願手続きにも関しても同じです。いろんなことがあります。まだ大丈夫だろうとゆっくり準備していたら、不測の事態が起ることもあるかもしれません。一寸先は闇と思って、悲観的に準備しましょう!

しかし本番では、萎縮しないのです。これだけ万全の準備をしたのだからと、あとは安心して、自信を持って「楽観的に飛行」です。「悲観的に準備」したからこそできることです。
ご自身にあてはめて、実践されてみてはどうでしょうか。くれぐれも、「楽観的に準備 悲観的に受験」にならないように…

新しい青本のことを知らなくて、早く見たいと思って探し大きな書店に行ったとき、久しぶりで、中身を見て何冊か買いました。
アンナ・フロイトとクラインの遊戯療法の違いについて書かれているものを見つけたので、まとめておきます。

読んだのはしばらく前です。早くアップしたかったのに、自分があっぷあっぷで、余裕がありませんでした。ごめんなさい。受験に必要な知識を手にいれるため、ちょこちょこ調べています。これから少しずつアップしていきます。

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2006.09.23

箱庭療法

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箱庭療法について、質問をいただきました。

過去問を解いていたら、不明な点がありまして、教えていただけたらと思います。 15-77Cでは、「砂に手を触れる程度が大きいほど、クライエントの心理的健康度は高い」は×になっていますが、13-81事例で、クライエントの自我の健康状態を査定するには?で、選択肢A「砂を掘って川を作ったこと」が○になっています。これは、砂をいじる云々より、川のほうに健康状態を査定する何かがあるのでしょうか?箱庭は専門書を読んだ事がなく、どなたか御存知の方、ご教授願います。

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2006.09.09

ナラティブセラピー(2)

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H17年度問題についての質問をいただきました。みなさんもお知恵をお貸しください。

H17の問70ですが、「ナラティブセラピー」というものが、いまいち、イメージがつかめません。なにか、簡単で、かつその概要をイメージできるような本は、ありますでしょうか?

ナラティブセラピーについては、こちらに書きました。コメントで参考文献も紹介いただいています。

手近なものでは、エスプリ4部作の「心理面接プラクティス」でも、1章使って解説してあります。しかし…

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2006.09.05

クライエント中心療法

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クライエント中心療法について、質問をいただきました。

11-58のクライアント中心療法ですが、その学問的背景になっているものでB.アメリカの科学的心理学が○になっています。科学的心理学とは行動主義を基盤とした心理学のことを指しているのではないかと考え、×だと思うのですが。また「人間は絶えず流動的に成長し発展していく存在」としているので、Erikson,E.H.の自我同一性論と無関係とは言い切れないのではないかとも思いました。

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2006.08.16

行動療法(17-79)

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やれやれ、なんとか8割方終わりましたよ。昨日が一番しんどくて七転八倒って感じでしたが。
一段落したので、いっぱいちらかしぱなしの本を片づけます。その前に、昨年度問題の解説を書いておきましょう。

問題79です。
A.不安神経症には,まずセルフコントロール法が用いられる。→×
B.統合失調症の社会復帰には,SSTが行われる→○
C.チックには条件制止法が用いられる。→○
D.反応妨害法はパニック障害に有効である。→×

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2006.08.02

ナラティブセラピー

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臨床心理士資格試験問題集 平成18年版 (2006)がアマゾンに入荷されたようですね。よろしければ、当サイトよりご注文ください。

昨年度出題のナラティブセラピーについて、知識がなかったので調べてみました。具体的な実施方法などよくわからない部分もありますが、ポイントはこんなものでしょう。

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2006.07.26

統合失調症のクライエントへの心理療法

今年もまたまたキャンペーンを企画したいと思います。みなさま、ご協力をよろしくお願いします。

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応援の気持ち、がんばる気持ちをランキングへの1日1クリックに込めてください。ポイントやランキングがあがっていけば、受験生のみなさんへの励みになるかと思います。

私も、心理ネタで新規記事のアップをがんばります。質問やコメント、よろしくお願いします!

今日は、先月の東京の勉強会で確認をした、統合失調症のクライエントへの心理療法についてです。

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2006.07.16

集団療法

みんみんさん、ご質問ありがとうございます。

H16の最後の事例ですね…

まず、統合失調症と人格障害の集団療法ですが、8-69dに以下のような記述があります。

人格障害は精神分裂病者と似通った行動パターンを表すので、精神分裂病者と一緒に集団療法を組むとうまくいく→×

これは、H16の最後の事例と矛盾するのではないかと感じていましたが、先日の勉強会でそうではない捉え方を教えてもらいました。

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2005.10.09

追加問題15-57

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追加問題をまとめてご覧になりたい方は、右側のカレンダー下「カテゴリー」から「追加問題」を選んでクリックしてください。今までの分をまとめて読むことができます。

遊戯療法について
A.Klein, M. は,子どもの場合,転移性神経症は起こらないと考え,両親からの情報を重要視して,親子並行面接を取り入れた。
B.Freud, A. は,子どもの遊戯を無意識内容の象徴的あらわれとみなし,夢や自由連想と同じように取り扱われるべきであるとした。
C.Allen, F. は,遊戯そのものには治癒的効果はなく,面接経過の本質はクライエントとセラピストとの人間関係にあると考えた。
D.Erikson, E. H. は,遊戯は子どもが用いるコミュニケーションの方法と考え,模型的情況での体験が,現実適応力を高めると考えた。

a.××○○
b.○×○×
c.○○××
d.×○×○
e.×××○

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2005.10.08

追加問題14-85

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今日はちょっとくたびれてしまって…追加問題は調べてないし、アップもしんどいなぁと思っていました。そしたらmoriさんが、14-85の解説をアップしてくださいました。感激&感謝!(T_T)です。
私からは、問題をアップさせていただきます。

ダブルバインドの構成要素について

A.ふたりあるいはそれ以上の人間
B.繰り返されない体験
C.第一次的な禁止命令
D.第三次的な禁止命令

a.○○××
b.×○×○
c.○×○×
d.×○××
e.○×○○

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2005.10.05

追加問題16-53

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子どもの臨床について

A.子どもの場合、意識化させることは逆効果なので、子どもが抱えている問題にできるだけ触れないように注意しなければならない。
B.子どもの場合、最初に、プレイルームについての説明をしてから始めることによって、来談の目的が曖昧になったり、援助が散漫なものとなるのを防ぐことができる。
C.最初のセッションで、親からどのように言われて来たかを子どもに問うことは、来談に対する子どもの気持ちの理解につながるので、できれば尋ねるのがよい。
D.子どもは自由に自分を表現できると自然によくなっていくので、制限を設けることはよくない。

a.○×○×
b.○○○×
c.×○××
d.○×××
e.×○○×

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追加問題16-80

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集団を対象とした心理療法について

A.非行少年たちを対象に心理劇(サイコドラマ)を行う場合、自発性が乏しいこともあり、あらかじめ簡単な筋書きを決めておいてから演じることがある。
B.ゲシュタルト療法は「今、ここ」での体験を大切にするので、グループの場合、個人の過去の親子関係を話題として取り上げることはしない。
C.大学生を対象としてエンカウンター・グループの人間関係は、ギャング(gang)、チャム(chum)、ペア(pair)の3つの位相があると考えられている。
D.家族療法は、家族を単に個人を寄せ集めたものとはみなさず、家族を一つのまとまりをもったシステムとみなす。

a.○×○○
b.××○○
c.○××○
d.×○○×
e.○○××

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2005.09.23

ゲシュタルト療法とフォーカシング

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ゲシュタルト療法とフォーカシングは、私もなかなか違いがわかりませんでした。
「いま、ここ」が共通していますし、ゲシュタルト療法には「ボディワーク」があるし、どちらもロジャーズと関係があるようです。

違いを整理してみましょう。

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2005.08.16

らんぜさんからの質問-箱庭療法

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らんぜさんから質問いただきました。

箱庭療法について。
5-82Aでは、
「箱庭療法はときには精神分裂病にも用いられることがある→○」
とあります。
一方で、9-74では、
「分裂病の治療にも適している→×」
となっています。
これは、分裂病の治療には適していないが、箱庭療法を実施することもあるという理解でよろしいのでしょうか?

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2005.08.11

しろさんの質問-行動療法

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しろさんからの質問です。みなさんのご意見をお願いします。


お忙しいところすみませんがひとつきになっているところがあるので質問させてください。

平成8年の問題で、行動療法とイメージを扱った問題が2問あります。
ひとつは
8-62 A 行動療法ではイメージのような内面的な行動は扱わない →○
となっております。
一方、同年の
8-80-b 行動療法では、イメージが現実行動や現実場面の変わりに用いられる場合がある→○

となっています。
メンタルリハーサルやいわゆるイメージトレーニングというものも、行動療法の一つとして考えられるということで
しょうか。たぶん認知行動療法を、行動療法と区別するかどうかということのようにも感じますが・・・。

御示唆いただけると幸いです。

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戦略派家族療法

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5-85について質問をいただきました。

Bの記述文です。

戦略とはゲーム理論の用語であって、戦略派家族療法では、家族のルールを重視する。

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2005.08.07

minaさんからの質問

minaさん、質問ありがとうございます。

風景構成法の枠については、他の方からも質問をいただいています。

「心理臨床大事典」によると、風景構成法では「検査者」が枠を描くことの重要性が強調されています。
手元にたまたまあった、山中康裕編集『H・NAKAI 風景構成法』、皆藤章『風景構成法のときと語り』でも調べましたが、検査者がサインペンで枠を描いてから被験者に渡すとありました。

私が大学院で習った方法は「被験者」が枠を描くだったので、「被験者が描く」と書きました。しかし検査者が描くが本来のようです。混乱させてしまって申し訳ありません。いずれにしても、印刷された画用紙を使うことはありません。

ちなみに13-33のCは正しいです。スイスで伝統的に職業適性検査に樹木画を使っていたのを、コッホが標準化しました。
Dはこれという誤りの理由を見つけられていませんが、描画テストの流れでHTPをとらえた場合、人物画では不十分だから生まれたものです。ですからHTPの代わりにDAPというのはあると思いますが、Tの代わりにバウムというのは、なんだか変な表現です。

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2005.06.19

短期療法

過去問の短期療法についてです。
マニュアル本でもいろいろな派をあげています。でも、改めて問題をやってみましたが、過去問で取り上げられている短期療法とは、家族療法のコミュニケーション派の流れをくむMRIのアプローチ、あるいは戦略派の手法を使ったセラピーです。

たとえばMann, J. の時間制限心理療法(短期精神療法)やRankの積極療法とは関連は全くないとは言えないものの、別ものです。

短期療法というだけでは、あまりにも範囲が広いですね。

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2005.06.16

13-90 論理療法

Ellis, A. の論理療法に関する問題、13-90aの解説ですが、昨年書いたのは間違っていますね~。勉強が足りませんでした。こちらで訂正しておきます。

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2004.10.03

心理療法-交流分析

問題番号(年度-番号): 14-65

●交流分析
自我心理学の精神分析から出発し、行動科学的、システム論的発想と、人間と人間との実存的出会いを尊重する哲学を基礎にして展開された集団精神療法

3つの自我状態
P・・・親・・・批判的な親(CP)、養育的な親(NP)
A・・・大人
C・・・子ども・・・自由な子ども(FC)、順応した子ども(AP)

14-65
A→×・・・精神分析から
B→×
C→○
D→○

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心理療法-その他の心理療法

問題番号(年度-番号)

メンタル・リハーサル: 13-90e 
自律訓練法: 14-84A
森田療法: 14-84B  

●メンタル・リハーサル
13-90e
メンタル・リハーサルは、スポーツや芸事などの習得と技能の向上のために、実際の練習とは別に、頭の中で想像を繰り返すイメージ・リハーサル法を、成瀬悟策らが整備・体系化した→○

●自律訓練法
14-84A
自律訓練法は、Schultz, J. H.が開発した精神生理学的メカニズムに注目した技法であり、標準練習、特殊練習、黙想練習の公式からなる→○

●森田療法
14-84B
森田療法は、森田正馬が創始した東洋的な心理療法であり、ヒポコンドリー性基調を素質にもつ森田神経質の考え方を特徴としている→○

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心理療法-遊戯療法

問題番号(年度-番号): 3-32,4-68,7-59,10-87,12-68

●遊戯療法(プレイセラピー)
子ども(3~10歳程度)を対象とした心理療法
指絵(フィンガーペインティング、8-79e)はプレイセラピーの技法


3-32・・・Thに対して攻撃的な行動を示すClへの対応
a.子どもの行動の意味を受けとめ、思いあたる感情をことばにして子どもに返していく
b.Thは、自分がそのような行動を誘発していないかを、その場で思い起こす
c.Thは、このような行動は限度を越え、耐えられないので制限する
e.Thは、このような行動は子どもの自由な感情表現であり、自分も許容できる範囲で、この行動の意味を考える
4-68
a.発達障害児を対象とする場合には、Cl担当のThと親面接担当Thが治療過程の中で時々担当を交換することは、Clに対するTh側の理解を深める
b.子どもに対してぎこちなく自然にうまくかかわれない母親の場合、子どものプレイ・セラピー場面に参加してもらうことも効果がある
c.子どものClにもわかるような表現で、治療目的について理解できるように話す努力が、治療開始に際して行われるべきである
e.子どもをThの得意な技法にのせるのではなく、その子どもの今の状態(問題の種類・程度、パーソナリティ、発達状態、年齢等)にとってどんな技法がよいか考えていく
7-59
a.Axline, V. M.は児童中心療法を提唱した
b.Freud, A.は精神分析的遊戯療法を実践した
c.Lowenfeld, M.は世界技法を考案した
d.Winnicott, D, W.はスクィグル法を考案した
10-87・・・子どもがおもちゃを持って帰りたいと言ったときの対応
B.子どもに、そのようになった気持ちをよく聴くことにする
C.子どもに、そのおもちゃはここで他の子どもも大切にしていると伝える
12-68
B.使った玩具の片づけを子どもにやらせるかどうかは、Thの考え方や子どもの状態いかんで決まる問題である
C.Thは、子どもを受容するだけでなく、自分も生き生きと遊びに加わる主体性を大事にすべきである
D.子どもの遊びの質が変化したときに、部屋の広さや玩具の内容がより適切なプレイルームに替えることは、可能であればやってよい


3-32・・・Thに対して攻撃的な行動を示すClへの対応
d.Thは、子どもの手を押さえ、「このようなことすると、これからいっしょに遊んであげないよ」という
4-68
d.子どもは概して表現力が乏しいので、プレイ・セラピーが適用される。その治療過程では、言語化を試みることは必要ない・・・子どもにわかる表現で言語化してよい(3-32a)
7-59
e.Malan, D. H.はブリーフ・サイコセラピーを提唱した・・・Malanについては調べられていませんが短期療法の考案&実践者の中にはいません。Mann. J.のことか?
10-87・・・子どもがおもちゃを持って帰りたいと言ったときの対応
A.子どものニードを理解して、持って帰らせることにする
D.子どもを、なだめてそのおもちゃをもどさせることにする
12-68
A.遊戯療法の中で攻撃的な遊びが行われると、日常生活でも攻撃的な行動が表出されやすいのが、遊戯療法の難点である

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心理療法-集団療法

問題番号(年度-番号): 4-58,5-67,7-81,8-69,15-62

これといって解説しにくいので、正しい記述と、誤りの記述を集めてみただけです


4-58
A.集団療法は、初期の頃は経済効果を考えて実施されたが、次第に個人療法とは異なる意義が認められるようになった
C.集団療法では集団の構成により効果に大きな差が見られるので、治療集団の構成に充分配慮することが重要である
D.集団療法を行うThは、集団内の力動性について絶えず目を配る必要がある
5-67・・・エンカウンターグループに2名のファシリテーターがつく場合
B.カウンセリングやエンカウンターグループについてのお互いお考えを、大体知っている方がよい
C.時にはセッション外の時間に、二人でプロセスなどについて話し合うことが必要である
E.セッション内で、ファシリテーターの間で率直な意見や気持ちを交換することは、グループにとって促進的であることがある
7-81
A.いろいろな参加者がいるのだから、グループがすすまなくても、一番弱い人のペースに合わせて、グループをすすめるのが臨床心理士の心構えである
B.臨床心理士は、たとえグループのその場にいなくとも、臨床心理士としての役を果たせる
D.個人セラピーと違って、集団療法独自の過程をすすむ場合もある
8-69
a.Slavson, S. R.によって始めれれた集団活動療法は、プレイセラピーにあき、言語による心理療法には抵抗のある潜伏期、思考期の子どもに、特別な効果をもつ・・・調べられていません
15-62
C.メンバー間の同一視は、「人の身になる」ことの学習を促進する
D.ガイダンスは、集団初期の混乱を少なくする


4-58
B.人間は社会的動物だから、集団適応の改善を目指すのであれば、集団療法は個人療法より優れている・・・どれかの療法がどれかの療法より「優れている」ということはない
5-67・・・エンカウンターグループに2名のファシリテーターがつく場合
A.フレッシュな気持ちで参加するために、事前の打ち合わせをあまりしない方がよい
D.ファシリテーター間にメンバーの発言の受け取り方に相違がある場合には、その相違を出来るだけメンバーに気付かれないように注意しなければならない
7-81
C.ある一人の参加者がグループのその場にいなくなった場合、臨床心理士や他の参加者は、そのままグループをすすめるのが原則である
8-69
b.精神分裂病の集団精神療法では言葉による相互作用が無理なため、料理やカラオケなどが、プログラム化されて活用される・・・「カラオケ」がまちがいか???
c.薬物依存や犯罪者に有効とされるコンフロンテーション(直面化)・グループは、メンバー間で対決させることによって怒りの解消をはかるものである
d.人格障害は精神分裂病者と似かよった行動パターンを表すので、精神分裂病者と一緒に集団療法を組むとうまくいく・・・「似かよった行動パターン」「うまくいく」がまちがい?
e.集団療法では、メンバーが個人治療者の悪口や、施設や病院の長に対する攻撃をすることが少なくない。グループ外の適応のため否定的な感情を出しすぎないよう抑制しなければならない
15-62
A.自己開示は、集団における「まとまり」感覚を弱くする
B.洞察よりもカタルシス体験が重要である

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2004.10.02

心理療法-内観療法

問題番号(年度-番号): 10-83,13-90b

●内観療法
吉本伊信
Clに内観を行わせて治療を促す
①お世話になったこと、②して返したこと、③迷惑をかけたこと
集中内観(一週間集中実施)、日常内観(日常の中で数時間~数分実施)、短期内観(一泊二日など)

10-83
a.→○
b.→○
c.→○
d.→○
e.→×・・・内容への介入は一切行わない

13-90b→○

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心理療法-クライエント中心療法

問題番号(年度-番号): 11-70,11-58

●クライエント中心療法
Rogersの人間観
人間には実現傾向があり、しかも自己実現しようとする欲求がある
自己構造(自己として定義されているもの)と経験(実際の感覚的経験)とに人間のパーソナリティを分けて、その両者が不一致の時に不適応状態が生じる

Thの応答技法
①感情の受容、簡単な受容
②感情の反映
③Clの発言のエッセンスを繰り返す
④Clの発言を明瞭化する
⑤承認や再保証を与える
⑥非指示的な形でのリードを行う
⑦フィードバック
⑧Thが自己の感情をClに自己開示する

受容、共感的理解が成立しにくい境界例、統合失調症のClには適用困難

11-70・・・全部○
A.Thの反応として、「感情の反射」などが一つの技法のように扱われたことがあったが、Rogers, C. R.が本来主張したかったのは、あくまでもThがClにかかわる際の態度の重要性である
B.治療的であるとされる三つの条件は、「受容」「共感」と「自己一致」である
C.Rogers, C. R.は、どのようにすればこれら三つの条件を満たすことができるか、述べているわけではない
D.これら三つの条件が満たされれば、Clに治療的な変化が生じるというのは、多くの心理療法に共通していえることである

11-58
A→○
B→○
C→○
D→×

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心理療法-短期療法

問題番号(年度-番号): 6-62,8-85,9-88

●短期精神療法
Erickson, Milton. H.・・・ストラテジー心理療法(短期戦略的心理療法、戦略的アプローチ)
Mann. J.・・・時間制限療法
Ferenczi や Rank・・・積極的療法
Alexander・・・短縮型精神分析心理療法
Bellak, L.・・・緊急ブリーフセラピー
Wolberg, L. R.・・・短期精神療法
Balint, M.・・・焦点心理療法
Sifneos, P. E.・・・不安喚起療法


8-85
B.短期療法ではジョークやユーモアを重視する
D.短期療法では過去の出来事に心理的障害の原因を求めることはしない
9-88
A.Clが第三者の強制で来談し、問題の解決も期待してないと判断される場合は、来談したことをねぎらったり、今の生活でうまくいっていることにできるだけの賞賛を与えておく
C.自分の問題の詳細も、解決したい気持ちも語れるが、自分の力では如何ともしがたいと思っていると判断される場合は、今、少しはうまくいってることを探す課題を与える
12-62
A.短期療法では、主訴や問題の解決を重視する
C.短期療法では、ユーモアがたくみに使われる


8-85
A.短期療法では家族全員の出席が前提となる
C.短期療法の介入にClが抵抗すればただちに中止すべきである
9-88
B.Clが第三者の強制で来談し、問題の解決も期待してないと判断される場合は、来談したことをねぎらい、改善の努力をしてみようという気持ちを持つよう話し合う
D.自分の問題の詳細も、解決したい気持ちも語れるが、自分の力では如何ともしがたいと思っていると判断される場合は、自分で何かを行う必要性を話して、やる気が出るまで待つ
12-62
B.短期療法は、個人のみを対象として行われる
D.短期療法は、解釈や洞察を重視する


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