問題番号(年度:番号): 5-36,6-49,7-36,7-50,8-43,8-44,9-53,10-49,11-46,12-27~29,13-40~41,14-42~44,15-46~49
私がどの程度ロールシャッハを学んだかはすでにお知らせしている通りです。頼りないですが、私なりの解説をしますので、補足をよろしくお願いします。
5-36
A→○・・・F+%とA%はともに知的機能を表します
B→×・・・M(人間運動反応)が何を表すのか、また攻撃性を表す指標は何なのかわかりません。
C→○
D→○・・・CF(色彩形態反応)は情緒発達に伴って減少し、代わりにFC(形態色彩反応)が増加します
E→×・・・W(全体反応)が多いのが普通です
6-49
・・・dが間違い。Piotrowski,Z.A.らによるアルファ指標は、分裂病(統合失調症)を識別するもので、問題文に書かれている「脳の器質障害の有無を査定する」のはオーガニック・サイン
である。
7-36
・・・継起分析とは各カードの反応内容の流れを読む解釈の方法。
A→○
B→×・・・赤色部分は加わっています。後半の「反応に失敗してもたいして問題はない」が間違いでしょうか。
C→○・・・ヒトが向かい合っているように見えるカードです。M(人間運動反応)が最も出やすい。
D→×・・・通称「父親カード」、後半の「濃淡もあるので母親への依存性もみられる」が誤りか。
E→×・・・Ⅴ図は通称「休憩カード」、記述の後半「ここへきて混乱した被験者も安心して回復する」の部分は正しい。「濃淡のために、毛皮が平凡反応として与えられる」はⅥ図。
7-50
A→○・・・質問段階はコード化のために最も重要
B→○
C→○・・・サイン・アプローチとは、内容分析に対して、コードを読み解き解釈する技法。
E→×・・・コード化についてのSVも必要
8-43
A・・・「反応領域」は、課題をどのように捉えているか(全体的にみることができる、細部にこだわる、漠然とおおまかに捉えるなど)を表す→○
B・・・情緒統制の強さを表すのは、「形態色彩反応とその他の色彩反応の比(FC:CF+C)」、「人間運動反応と色彩反応の比(M:ΣC)」は体験型を表す→×
C→○・・・F+%=70が基準
D→○
E・・・「反応内容」とは、Clが示した具体的な反応のことで多種多様。一概に何を表すとか言うことはできない。ステレオタイプな思考は高すぎるP(平凡反応)→×
8-44
A・・・R=15~25→×
B・・・W%=60%程度?→○
C・・・M:ΣC=2:5、M<ΣCなので外拡型→×
D・・・F+%=70以上必要→○
E・・・FM(動物運動反応)=0↓→×
9-53
A・・・R=15~25なので選択肢は微妙だが、反応数15は低すぎ
B・・・M=2程度→bceは正解から省く
C・・・F+%=70以上→bceは正解から省く
D・・・P=5~8なので選択肢は微妙だが、P反応7~8はどちらかと言えば多すぎ
ということで、正解はaかdか迷いますがaを取りましょう
10-49
a・・・人間運動反応(M)は動物運動反応(FM)よりも通常多く見られる
b・・・R=15~25程度、29は多い方
c・・・Dd%=10程度
d・・・感情統制ができている大人では通常FC>CF+Cとなる
e・・・現実検討能力のある大人ではF+%=70以上となる
・・・答えはc
11-46
A・・・反応数(R)が少なすぎる場合は検査への拒否的態度を示す→○
B・・・知的水準とは関連しない。社会性や共通感覚→×
C→○
D→○
12-27~29
・・・事例問題は最初にスコア全体を読むのではなく、設問を先に読み、それにあったコードを探すのはよいと思います。
12-27
A.物事の総合的把握・・・反応領域を見ます。W:D:Dd=3(14%)↓:14(67%)↑:4(19%)↑と、全体反応(W)が極端に低いので、物事の総合的把握はできていないと判断します→×
B.感情の表現は豊か・・・色彩反応数でみます。ΣC=0なので、感情表現が豊かとは言えない→×
C.現実検討能力・・・F+%=70→○
D.物事の特異な見方・・・Dd%=19↑と特殊部分反応が高いので→○
12-28
A.対人関係・・・人間反応を見る。人間反応(H)と人間部分反応(Hd)の比はH:Hd=1:4で、Hd>Hであるので、他者に対する警戒心が強い→○
B.情緒統制・・・形態色彩反応とその他の色彩反応の比で見るが、色彩反応が全くない→×
C.自己顕示願望・・・人間以外の運動反応と濃淡や無彩色反応の比で見る。FM+m:Fc+cF+c+FC’+C’F+C’+c+C’=3↓:2でFM+mが低いので、内的な欲求を表現できていない?→×
D.感情萎縮・・・無彩色の総数と色彩反応の総数(包括では重み付けした)の比で見る。無彩色反応の総数が多い場合、感情を過度にため込んでいる。このケースでは、色彩反応はなく、無彩色反応があるので、感情をため込んでいると考えられる→○
12-29
A・・・色彩反応ゼロ→感情の平板さ、顕著な内向性も前問、前々問より○か?→○
B・・・28Aより→○
C→×
D・・・わかりません、感情表現を押さえていることを防衛と考えるのでしょうか?
13-40~41
・・・お手上げなので、解説は控えます。Δ(デルタ)は片口だけで使われる統合失調症を表す指標のようです。今後は包括式が出題されると予測して、時間をかけてあえてやる必要もないかとも判断しています。
14-42~44,15-46~49
・・・それぞれ単独で記事として解説しています。
H12年問題について書いているときに、それまでに書いた内容を全部消してしまいました。また一からやり直し・・・トホホでした。
最近のコメント