2008.09.07

問題33,38

いよいよあと1カ月。最後までがんばりましょう! 人気ブログランキング
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受験生のみなさんへの応援の気持ちを込めて、1日1クリックをお願いします。ランキングへの投票がされます。1位を目指しています。がんばりましょう!!

H19問題では、ロールシャッハの事例問題が公表されていません。それはないんじゃない…と思いますが、その他の問題が2問公表です。確か事例は3問という情報ですので、ロールシャッハだけで5問出題と考えてよいのでしょう。

その他の2問ですが、十分過去問で対応できます。

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2008.03.21

ロールシャッハ・テスト問題のプロトコル

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雑記:
しばらく自宅でインターネットが使用不能でした。不便でした。

昨日出かけた際、時間に余裕があったので、「久しぶりに献血しよ!」と思いました。問診とか受けても、私はとても健康なのでおっけーおっけーでした。ところが…
献血前の血液検査で、お断りされてしまいました。いつになくヘモグロビンの値が低くかったようです。「薄い血はいらないったことなの!!」と、ちょっと落ち込みました。でも、「献血をしていただけなかった方へ」という冊子いただき、そこに「あなたの健康のためです」と書いてありました。
たかが献血と思っていましたが、いろんな条件整備や配慮をした上で行われていて、だれにでもできることだと思っていましたが、できないこともあるのだと、感慨深かったです。

今、ロールシャッハ・テストの過去問の整理をしています。気づいたことは、H17、H18と連続して、図版に対する反応内容の記述(プロトコル)が全て記載されていることです。そして、プロトコルを読んで判断すべき設問があります。しかしこれって、なかなか読んでいられないのですよね…そこでざっと読んで、ポイントを掴む方法を考えました。

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2007.10.02

18-48

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1位になれました。応援ありがとうございます。この調子で1日1クリックをよろしくお願いします!

ロ・ハ・テストについてコメントが続いたので、昨年度問題を確認しておきましょう。

と思いましたが、解説があるので、私が補足することがありません。問題も比較的平易ですね。
ただ、質問をいただいているので、情報をお願いします。18-48Cです。

幼さの指標として、解説には「動物反応が多い」とあります。しかしA%は平均値です。解説の根拠を教えてください。
また、幼さについては、CFの多さも指標となるのでしょうか。

(解説については、不明な点を整理していずれ誠信書房に問い合わせようと思っています)

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2007.09.06

7-36A

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ロ・ハテストの問題7-36Aについて、コメントをいただきました。

7-36Aは、どうみても×だと思いますが、 回答は○ですね。 片口の本(心理診断法)で調べたら、 カードI にM反応をP反応とするのは、 片口、名大、阪大、どれも見当たりません。

Ⅰ図のM反応については、それがP反応である、とは書かれていないと思います。ですから、×になるというのは、少し極端なご意見だと感じます。
ただ、M反応とは、具体的にどういうものなのか、よくわかりません。

片口では、M反応がP反応になっているのはⅢ図です。

補足がありましたらお願いします。

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2007.08.27

H17のロ・ハテスト問題

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ロールシャッハの診断補助尺度について、補足の説明をコメントでいただいています。ありがとうございます。みなさん、ご確認ください。

私は個人的に、数ヶ月前から健康のために夜更かしをやめました。するとほんとうに勉強時間が確保できませんね! でも、帰宅時間を早くするなどして、夜少しでも時間を確保して、勉強部屋の更新をしていきたいと思います。試験までよろしくおつきあいください。

H17のロ・ハテストについて質問をいただいていますが、これ、はっきりいって簡単です。まず、ご自分で考えてください。ここがわからない、というところをご質問いただければと思います。

そして、簡単といいましたが、実は難問があり、17-49CとDです。これについては、明確なスコア上の指標はないようです。(おわかりの方は教えて下さい) 総合的判断で、C(抑圧)よりはD(隔離・知性化)のほうが妥当であろうと思われます。でも、ΣF+%=60と低めなので、知性化には少し疑問が残りますが。

総合判断というのは17-50AとBも同様だと思います。スコアよりもプロトコルから、男性的と言うよりは女性的だと私は判断します。

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2006.09.09

コンセンサス・ロールシャッハ法

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H16年度問題についての質問をいただきました。みなさんもお知恵をお貸しください。

問22なのですが、「コンセンサス・ロールシャッハ」について、何か書いてある文献をご存知でしょうか?それと、これは、家族療法か何かに一環で使われるものなのでしょうか?

コンセンサス・ロールシャッハについては試験の直後には全く文献がなく、勉強部屋も騒然となりましたよ。(←おおげさ)

試験後に出版された「臨床心理学入門事典」に、比較的詳しく載っています。

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2005.10.15

ロールシャッハ・テスト13-41D

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道さんから質問をいただきました。

直前ですみませんが教えて下さい。13-41Dがすっきりしません。スコアⅢのような状態で「薬物療法が実施され」たり、6ヶ月後にスコアⅠのような状態になったりするということが、どうもよくわかりません。「病状は改善せず」ということであるから、スコアⅢの時点で分裂病の病状があり、そのための薬物を使用しているのだと思ったのですが。。。可能性はあるにしてもすっきりしません。よろしくお願いします。

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2005.10.09

ロールシャッハ・テスト診断補助尺度

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6-49に関連して質問をいただきました。

片口の診断補助尺度について、お分かりになる方がいれば教えてください。
以下の尺度の数値の臨界値はどんなものなのでしょうか?

修正BRS
αスコア
RSS
RPRS

よろしくお願いします。

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2005.10.05

コンセンサス・ロールシャッハ

コンセンサス・ロールシャッハ法について、最近出たばかりの「臨床心理学入門事典」(現代のエスプリ別冊)に載っているのを、ファイブアカデミーの斉藤さんがみつけてくださいました。

図版についても書いてあります。

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2005.09.28

お待たせしました! 

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ようこさんが、16-96についてコメントをくださいました。こちらに新規記事としてアップさせていただきます。ようこさん、体調が悪い中、ほんとうにありがとうございます。みなさんに支えられて、サイトの運営ができていること、改めて、感謝!です。

以下、ようこさんのコメントです。

お待たせしました。
今回の風邪は喉と鼻の症状に加え、微熱が出ました。
動けないわけではないんですが、これが試験当日だったら辛いだろうなと思います。
みなさん気を付けてください。

ヒントを一通り書いていきますので、考えてみてください。
解説も用意していますが、必要な方は私までメールをください。
ただし、メールは今回載せた16-96のヒントに関することのみにさせてもらいます。
その他の問題やご質問などは勉強部屋にコメントをお願いします。

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2005.09.18

ロールシャッハ関係の質問

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ロールシャッハ関係の質問を整理します。

①F+%とΣF+%の違い
②Rの平均値
③16-96

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2005.09.09

反応領域

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WとDの割合についてです。

過去問では5-36に

E.D反応よりもW反応の方が少ないのが普通である。→×

というのがあります。

包括式と片口式とで、数値が異なるようですが、包括式まで調べる余裕がありません。私が持っている本に従って説明を書きます。

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2005.09.08

コンセンサス・ロールシャッハ

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かなかなさんが、コンセンサス・ロールシャッハについて、情報をくださいました。ありがとうございます。大量の入力、大変でしたね。でも、私たちはよくわかって、とてもありがたいです。

図版はロールシャッハ・テストのものを使用するようです。枚数については言及されていませんが、10枚全部を使うのでしょうかね?

かなかなさんのコメントを引用する前に、Pieさんからのソンディについての質問にお答えしておきます。

8-45のソンディ・テスト、Dが○になっているのはなぜでしょう?記号化は「!」も入れて5種類ではないのでしょうか。

これは出題ミスのようです。記号は「!」も入れて5種類と覚えておけばいいと思います。ただ、「!」は衝動加圧といって、+や-などの記号に付加するものなので、8-45では記号に含まなかったのかもしれません。
いずれにしても、出題に矛盾があると「ソンディ研究会」のHPでも指摘されています。

では、かなかなさんのコメントです。

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2005.09.01

ロールシャッハ・テスト

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書きかけの新規記事が吹っ飛んでしまいました。かなり辛いですが、覚えているうちにもう一度書きます。

壁紙変えました。イメージとして秋から冬にかけての海なんですが、どうでしょう。「誰もいない海」を口ずさんでください。

風邪はようやく軽快しました。たまった質問で、minaさんとPieさんからのロールシャッハ関係のお答えします。でも、昨年分はようこさんに訊かないとわかりません。まだ連絡をとっていないので、もうしばらくお待ち下さい。

8-44と13-40,41についてです。

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2005.08.16

ロールシャッハ・テスト-片口←→エクスナー

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ロールシャッハ・テストについて、過去のコメントで、ようこさんが片口式とエクスナー式の翻訳(?)をしてくださったコメントはどこですか?という質問をいただきました。
今年は片口か?エクスナーか?、試験当日までわかりませんが、お探しのコメントはたぶんこれだと思います。以下に貼り付けておきます。

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2005.06.05

ロールシャッハの勉強会しました

ランキングの応援ありがとうございます。一位はまだちょっと遠いですが、助走はたっぷり、4ヶ月後を目指して、息の長い応援をお願いします。

昨日は大学院の仲間とロールシャッハの勉強会をしました。講座の教材もつくりましたが、何度やっても難しいです。(^_^;
友だちから教えてもらったこと、確認したことをお伝えしておきます。

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2005.05.01

H14問題42と43

はるさんが2月24日の記事にコメントしてくださっています。
遅くなりましたが、お返事です。

H14年度問題42についてです。

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2004.10.05

直前確認-ロールシャッハ・テスト

これから毎日「直前確認」のシリーズを投稿していきます。みなさんも一緒に最後の確認をしましょう。
例によって管理人の足りないところ、補足をよろしくお願いします。

では、第一回は「これだけで絶対に解けるロールシャッハ」です。
付け焼き刃でもなんでも、かまわないと思います。試験自体がその程度のものです。

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2004.09.29

ようこさんによるロールシャッハ・キーワード その2(完結編)

ロールシャッハ・キーワード その2(完結編)

シリーズ2作目にして完結編です。
1作目は、「2004.09.26 ロールシャッハ・テスト」に投稿済みです。

キーワード作戦を、H15で出題された問題に沿ってまとめました。
以下の「キーワード」→「記号」の部分、および各記号の基準値を頭に入れた後で、
H15-46~49に取り組んでみてください。
片口式の方は「2004.09.26 ロールシャッハ・テスト」に投稿した翻訳版を参照してください。

H15の出題内容のみまとめてあるので、他にも当てはめられるものがあるかどうか発見してみてください。

試験の時には、H15に出なかった記号が出ても慌てずに注釈を読んでください。

注:分類が「認知」・「思考」となっているものは、認知の三側面(その1参照)の中から2つずつ複合されたものです。


15-46  認知の側面

 「キーワード」→「記号」

A.「漠然、刺激を処理」→「DQv」

※「v」はVague(=あいまいな、はっきりしない、漠然なという意味)
 DQ(発達水準)の種類には以下がある。
 統合度の高い順に、「DQ+」、「DQo」、「DQv/+」、「DQv」
 これらは、「情報処理の質、効率が良い、悪い」といったキーワードと関連。
 統合度の高いものが多そうだったら質や効率が良い、低いものが多そうだったら質や効率が悪い。

B.「意思決定、課題解決」→「M:WsumC」

※「思考よりも感情」の場合は外拡型かどうか確認
 「感情よりも思考」の場合は内向型かどうか確認
 「一貫性がない、やり方が決まっていない」の場合は不定型かどうか確認

C.「感情刺激、混乱」→「彩色図版への反応の仕方、
            片口のⅧ+Ⅸ+Ⅹ/R、
            エクスナーのAfrなど」

※「感情刺激」というのは、図版の色彩による刺激のこと。
 Ⅱ、Ⅲの彩色図版や、Ⅷ~Ⅹの多彩色図版に対する態度を見る。

D.「常識的・慣習的」→「P」


15-47  思考の側面

 「キーワード」→「記号」

A.「現実検討力」→「X+%、X-%、F+%」

B.「思考の構え、価値観、可塑性」→「a:p」

C.「思考、他のことが浮かび、注意、集中」→「FM+m」

D.「悲観的な構え」→「MOR」


15-48  感情の側面

 「キーワード」→「記号」

A.「攻撃」→「AG」
 (今回は出ていませんが、AG≧2なら攻撃性。)

B.「対象が明確でない不安、精神的苦痛、不快感」→「SumC'+SumT+SumV+SumY」

※「感情の発散を抑制」→「SumC'≧3」
 「喪失感、寂しさ、飢餓感」→「SumT≧1」
 「ネガティブな感情、自己評価」→「SumV≧1」

C.「感情、(頻繁に)抑える、苛立ち」→「SumC':WsumC」

D.「感情表出、調節、統制」→「FC:CF+C」


15-49  自己イメージの側面

 「キーワード」→「記号」

A.「自己愛、肥大した自己価値感」→「Fr+rF≧1」

※今回は出ていませんが、Fr+rFは反射反応です。
(「鏡に映っている」など鏡像反応とも呼ばれるもの。)

B.「自己内省」→「FD、SumV」

※「適度な自己内省」→「FD=1、2でSumV=0」
 「内省に乏しい」 →「FD=SumV=0」

C.「自己、否定的、ネガティヴ、悲観的」→「MOR≧2」、「SumV≧1」

D.「身体状態、身体的関心」→「An+Xy」


以上です。
「キーワード」→「記号」は絶対的なものではありませんが、
特徴のある言い回しが多いので、ある程度まで参考になると思います。
困った時にはキーワードを類似後に置き換えるなどしてみて下さい。

修正点・疑問点があったら教えてください。

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ようこさんによるロールシャッハ・キーワード その1

ロールシャッハ・キーワード その1

Sandyさんリクエストの、ロールシャッハ・キーワード作戦をまとめる前に、
エクスナーの解釈の際に用いる分類(=クラスター、側面)を示します。
どの記号がどの分類に入るのかが何となくでも分かれば、問題文を読んだ時に
解答のために必要な記号をイメージしやすくなります。

エクスナーでは、以下の分類に従って解釈をしていきます。
(解釈の順番やクラスターの種類は、人によって異なる。)

1、統制とストレス耐性 (文字通りの意味です)
2、状況関連ストレス  (最近経験した状況的なストレス)
3、感情        (文字通りの意味です)
4、情報処理過程    (情報を入力する際の手続き)
5、認知的媒介過程   (入力された情報を翻訳する働き)
6、思考        (情報が翻訳された後の思考過程。思考の概念化と関連。)
7、自己知覚      (自己イメージ、自己への関与)
8、対人知覚      (対人認知、対人行動)

※4~6は、まとめて「認知の三側面」と呼ばれる。
例えば、認知には以下のような流れがあります。
4、情報の入力: 試験でロールシャッハの事例問題を見た。
   ↓
5、情報の翻訳: エクスナーの問題だと捉えた。
   ↓
6、概念化  : 「うえっ、難しそう…。でも勉強したから大丈夫。」と思った。

上記の側面のうちH15に出たのは、以下の通りです。
15-46「外界を認知する仕方」=「4、情報処理」と「5、認知的媒介」
15-47「思考の側面」    =「5、認知的媒介」と「6、思考」
15-48「感情の側面」    =「3、感情」
15-49「自己イメージの側面」=「7、自己知覚」

問題文の中に「認知」・「思考」と書かれていたら、認知の三側面である4~6の中から出題されます。それ以外だったら、文字通りのクラスターが出ると考えてよさそうです。

この内容は特に暗記する必要はありません。
読んでみて、解釈の流れと全体像、およびH15の出題範囲を把握する程度で良いと思います。
次回の、「キーワード→記号」は暗記すると良いかもしれません。

次回予告:「ロールシャッハ・キーワード その2」
(シリーズものです。)

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2004.09.26

ロールシャッハ・テストの解説について

午前中にアップしたロールシャッハ・テストの解説ですが、いろいろと間違いがあるようです。特に反応領域について重大な間違いがあります。
ようこさんがそのあたりをコメントしてくださっていますので、コメントを参照してください。
私の方はまだ頭が整理できないので、ゆっくりと訂正をさせていただきたいです。取り急ぎご連絡です。

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ロールシャッハ・テスト

問題番号(年度:番号): 5-36,6-49,7-36,7-50,8-43,8-44,9-53,10-49,11-46,12-27~29,13-40~41,14-42~44,15-46~49

私がどの程度ロールシャッハを学んだかはすでにお知らせしている通りです。頼りないですが、私なりの解説をしますので、補足をよろしくお願いします。

5-36
A→○・・・F+%とA%はともに知的機能を表します
B→×・・・M(人間運動反応)が何を表すのか、また攻撃性を表す指標は何なのかわかりません。
C→○
D→○・・・CF(色彩形態反応)は情緒発達に伴って減少し、代わりにFC(形態色彩反応)が増加します
E→×・・・W(全体反応)が多いのが普通です

6-49
・・・dが間違い。Piotrowski,Z.A.らによるアルファ指標は、分裂病(統合失調症)を識別するもので、問題文に書かれている「脳の器質障害の有無を査定する」のはオーガニック・サイン
である。

7-36
・・・継起分析とは各カードの反応内容の流れを読む解釈の方法。
A→○
B→×・・・赤色部分は加わっています。後半の「反応に失敗してもたいして問題はない」が間違いでしょうか。
C→○・・・ヒトが向かい合っているように見えるカードです。M(人間運動反応)が最も出やすい。
D→×・・・通称「父親カード」、後半の「濃淡もあるので母親への依存性もみられる」が誤りか。
E→×・・・Ⅴ図は通称「休憩カード」、記述の後半「ここへきて混乱した被験者も安心して回復する」の部分は正しい。「濃淡のために、毛皮が平凡反応として与えられる」はⅥ図。

7-50
A→○・・・質問段階はコード化のために最も重要
B→○
C→○・・・サイン・アプローチとは、内容分析に対して、コードを読み解き解釈する技法。
E→×・・・コード化についてのSVも必要

8-43
A・・・「反応領域」は、課題をどのように捉えているか(全体的にみることができる、細部にこだわる、漠然とおおまかに捉えるなど)を表す→○
B・・・情緒統制の強さを表すのは、「形態色彩反応とその他の色彩反応の比(FC:CF+C)」、「人間運動反応と色彩反応の比(M:ΣC)」は体験型を表す→×
C→○・・・F+%=70が基準
D→○
E・・・「反応内容」とは、Clが示した具体的な反応のことで多種多様。一概に何を表すとか言うことはできない。ステレオタイプな思考は高すぎるP(平凡反応)→×

8-44
A・・・R=15~25→×
B・・・W%=60%程度?→○
C・・・M:ΣC=2:5、M<ΣCなので外拡型→×
D・・・F+%=70以上必要→○
E・・・FM(動物運動反応)=0↓→×

9-53
A・・・R=15~25なので選択肢は微妙だが、反応数15は低すぎ
B・・・M=2程度→bceは正解から省く
C・・・F+%=70以上→bceは正解から省く
D・・・P=5~8なので選択肢は微妙だが、P反応7~8はどちらかと言えば多すぎ
ということで、正解はaかdか迷いますがaを取りましょう

10-49
a・・・人間運動反応(M)は動物運動反応(FM)よりも通常多く見られる
b・・・R=15~25程度、29は多い方
c・・・Dd%=10程度
d・・・感情統制ができている大人では通常FC>CF+Cとなる
e・・・現実検討能力のある大人ではF+%=70以上となる
・・・答えはc

11-46
A・・・反応数(R)が少なすぎる場合は検査への拒否的態度を示す→○
B・・・知的水準とは関連しない。社会性や共通感覚→×
C→○
D→○

12-27~29
・・・事例問題は最初にスコア全体を読むのではなく、設問を先に読み、それにあったコードを探すのはよいと思います。

12-27
A.物事の総合的把握・・・反応領域を見ます。W:D:Dd=3(14%)↓:14(67%)↑:4(19%)↑と、全体反応(W)が極端に低いので、物事の総合的把握はできていないと判断します→×
B.感情の表現は豊か・・・色彩反応数でみます。ΣC=0なので、感情表現が豊かとは言えない→×
C.現実検討能力・・・F+%=70→○
D.物事の特異な見方・・・Dd%=19↑と特殊部分反応が高いので→○

12-28
A.対人関係・・・人間反応を見る。人間反応(H)と人間部分反応(Hd)の比はH:Hd=1:4で、Hd>Hであるので、他者に対する警戒心が強い→○
B.情緒統制・・・形態色彩反応とその他の色彩反応の比で見るが、色彩反応が全くない→×
C.自己顕示願望・・・人間以外の運動反応と濃淡や無彩色反応の比で見る。FM+m:Fc+cF+c+FC’+C’F+C’+c+C’=3↓:2でFM+mが低いので、内的な欲求を表現できていない?→×
D.感情萎縮・・・無彩色の総数と色彩反応の総数(包括では重み付けした)の比で見る。無彩色反応の総数が多い場合、感情を過度にため込んでいる。このケースでは、色彩反応はなく、無彩色反応があるので、感情をため込んでいると考えられる→○

12-29
A・・・色彩反応ゼロ→感情の平板さ、顕著な内向性も前問、前々問より○か?→○
B・・・28Aより→○
C→×
D・・・わかりません、感情表現を押さえていることを防衛と考えるのでしょうか?

13-40~41
・・・お手上げなので、解説は控えます。Δ(デルタ)は片口だけで使われる統合失調症を表す指標のようです。今後は包括式が出題されると予測して、時間をかけてあえてやる必要もないかとも判断しています。

14-42~44,15-46~49
・・・それぞれ単独で記事として解説しています。

H12年問題について書いているときに、それまでに書いた内容を全部消してしまいました。また一からやり直し・・・トホホでした。

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2004.08.27

H15問題-ロールシャッハ

問題番号:15-46,47,48,49

スコアの大まかな読み方・・・数字の横の矢印は平均より高い(↑)、低い(↓)

R(反応数)=21
→検査への取り組みを表す。平均値。

W:D:Dd=13:8:0↓
→全体反応、一般部分反応、特殊部分反応の比

DQv=3↑
→発達水準における漠然反応の数。平均値は0~1。刺激を極端に単純化して、対象を漠然と知覚している。低い知的能力、現実を正しく把握していない。

M:WSumC=3:2.5
→EB(体験型)、M≧WSumC:内向型・・・内面生活が豊か、現実刺激をそのまま受け入れないで自分の考えや欲求によって外界を再構成しようとする。
 M≦WSumC:外拡型・・・現実の刺激に反応、理性や思考よりも感情に左右されがち。感情表出の調整が困難、衝動的になりやすく直感的に行動、失敗を気にかけない。

FM+m:SumC’+SumT+SumV+SumY=3↓:7↑
→eb(基礎体験)・・・被験者が経験している要求刺激に関する情報
 FM+m≦3・・・内外の刺激(要求)を適切に処理していない。欲求にただちに反応
 FM+m≦1・・・欲求の表現になんらかの問題
 FM+m≧8・・・焦燥感、注意の集中が妨げられている、何かに動かされている感じ
 SumC’+SumT+SumV+SumY・・・認知されない不安、不快感、憂鬱、焦燥感で苦しんでいる。自己卑下や否定的な感情を抱いていることを表す

FD=2↑
→形態立体反応・・・自己への気づきを表すサイン。アイデンティティーを確立しようとしている。中高年では、自我を再構成しようとしている

FC:CF+C=3:1
→感情の調節
 FC>CF+C・・・感情表出を統制できている

PureC=0 
→純粋色彩反応の数

SumC’:WSumC=3:2.5
→感情的萎縮の割合、感情を過度にため込んでおくことに関係
 SumC’>WSumC・・・感情を過度にため込んでいる

L=.50→ラムダ(F/R-F)
X+%=76%→拡大良形態反応・・・現実吟味力
X-%=10%→不良形態反応・・・形態の利用の仕方がブロットとあっていない反応の割合、不正確で歪曲された知覚、現実吟味力の欠如、判断力の乏しさ、不自然な考え
F+%=71%→良形態反応

P=4↓
→平凡反応・・・被験者が生活しているコミュニティーや文化に合致した思考をする能力
 P≦4・・・判断力が損なわれ、被験者が所属している文化の認める思考をしにくい。期待される場面でも常識的、慣習的な行動を取りにくい。

W:M=13:3
→被験者の要求水準(動機づけ)が本人の有する潜在能力にがっちしているか。
 W/M≧4.4・・・高すぎる要求水準、自分の可能性を過大視、通常以上に高い目標
 このケースはW/M=4.3 

a:p=1:5
→積極的運動:消極的運動の割合、思考と態度の柔軟性に関する
 p>a+1・・・対人関係で消極的態度

以下のスコアは反応内容
H=2↓→人間反応・・・他者への関心
(H)=1→非現実的な人間
A=8→動物全体反応
Bt=5→植物
Cg=1→衣服
Cl=(1)→雲
Fd=1→食物・・・他者への依存欲求
Fi=(1)→火
Ls=1(1)→風景
Mu=(1)→音楽
Id=2(1)→その他
An(解剖)+Xy(エックス線写真)=0→身体、健康への関心

COP=2→協力的運動

MOR=2↑→不快な内容・・・自己イメージが悪く自分を否定的に眺め、物事がうまくいかないと自己や外界に対して悲観的、自分の不幸の原因を他者に帰属

問題46
A.漠然とした印象によって刺激を処理する傾向がある・・・DQv=3→○
B.意志決定や課題を解決する際、思考よりも感情に支配される・・・FC>CF+C→×
C.感情刺激に直面すると、かなり混乱して逃避的態度を取る
 ・・・Afr(感情の比率)を計算します。Afr=Ⅷ+Ⅸ+Ⅹの反応数/Ⅰ+Ⅱ+Ⅲ+Ⅳ+Ⅴ+Ⅵ+Ⅶの反応数、このケースではAfr=5/16=0.3↓・・・感情刺激を避けようとしていて、積極的に処理せず離れようとする→○
D.常識的・慣習的な仕方で反応する傾向が著しい・・・P=4↓→×

問題47
A.現実検討力が歪んでいて、物事を客観的に判断できない・・・X+%=76%→×
B.思考の構えや価値観を変えにくく、可塑性の欠如が目立つ・・・Dd=0↓→○
C.思考しているとき、他のことが浮かび注意を集中させにくい・・・R=21より特に集中を欠くことはない?→×
D.悲観的な構えによる思考をしやすい・・・MOR=2↑→○
答えはe

問題48
A.女性への攻撃的な感情を抱いている・・・???
B.現在、対象が明確でない不安を感じている・・・SumC’+SumT+SumV+SumY=7↑→○
C.思ったことをいわない態度によって、感情を内に押さえがちである・・・SumC’>WSumC→○
D.感情表出の調節や統制が困難である・・・FC>CF+C→×

問題49
A.自己愛肥大の傾向が見られる・・・???
B.自己を内省し、自分に関心を向けて、自我を再構成しようとしている・・・FD=2→○
C.自分は弱い存在であると、自己を否定的に眺めている・・・MOR=2→○
D.自分の身体状況を著しく気遣っている・・・An+Xy=0→×

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2004.07.31

包括システムで考える片口スコア・・・H14年問題

昨年度、ロールシャッハの問題は包括システムのスコアリングと片口式が併記されていた、と聞いています。早く問題を見て対応したいですが、まだ手に入らない状態・・・そんな中、H14の問題を眺めていて、「!」と思いました。包括で読んでも答えはわかります!! ではさっそくやってみましょう。

H14問題42
A.知的能力は高い
B.抑うつ気分が強い
C.本人に認知されていないような内的傾向がある
D.物事を具体的、現実的に処理する能力が高い
選択肢
  A B C D
a.○×○×
b.×○×○
c.×○○×
d.○×××
e.××○○

スコアから:
F+%=58%と低いので、現実検討能力は低い、知的能力も高いとは言いにくい。
A+Ad=74%と動物反応の割合が高いので、知的レベルが低い。
以上から
AとDは×、したがって答えはc.に決まる。
Bの抑うつ気分については、H+(H)=0と人間反応がないことに注目しよう。人間反応が低いと他者への関心が通常より低く、人間関係を避けようとしたり、他者への敵意あったり、抑うつ気分が強かったりする。
Cについてはよくわかりません。でも、答えのc.はなんとか選ぶことができます。

問題43
A.刺激に敏感で情緒的に反応し易いが、状況の認識は適切である
B.対人関係に内的には敏感であるが、現実にはひきこもりがちである
C.元来消極的であり、自分を主張したい欲求は弱い
D.自分の内的葛藤についての自覚に乏しく、現実との関わりは主観的である
選択肢
  A B C D
a.○×××
b.×○×○
c.××○○
d.○×○×
e.×○○×

スコアから:
FC:CF+C=0.5:4.5と色彩形態反応(CF)と色彩反応(C)が形態色彩反応(FC)より多いので、情緒統制能力が低く、感情に流されやすい。
F+%が低く、また3図版においてF-反応があるので、現状認識は不適切で、主観的。
以上からAは×、Dの後半は言える。
BについてはHが低いので、後半は言える。
Cは反応数が標準、カラー図版の反応(Ⅷ+Ⅸ+Ⅹ/R)も高いほうなので、消極的で自己主張しないとは言えないので×
以上からA→×、C→×、B,D→○かもしれないので、答えはb.

問題44
A.内面葛藤について適切な観察力、表現力がある
B.状況に影響されて、衝動的に行動する傾向がある
C.不適応になっても、自己主張してしまう
D.漠然とした不安感と緊張感が強い
選択肢
  A B C D
a.○×××
b.×○×○
c.××○○
d.○×○×
e.×○○○

スコアから:
F-があるので、Aは言えない。
色彩反応、カラー図版への反応からBは言える。
以上で答えはbとeに絞られる。Dは検討する必要なし。
CはF-があることやカラー図版への反応が多いことから○と判断する。
答えはe.

どうでしょうか。包括システムの解釈の基礎の基礎でなんとか答えが出ました。


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