●記録: 6-65
・・・記録は必要、しかしClの前でとることは好ましくない、服装なども記録する
●インテーク、初回面接: 5-66,6-77,11-80
正
5-66
A.面接の進め方について説明し、了解を得る
C.ラポールをつけるための努力をする
D.Clの主訴およびカウンセリングに対する期待を聞き取る
6-77
D.この面接で役に立つであろう一般的な結論を伝達する
E.面接で話された内容は一切秘密が守られること
F.面接場面ではClの話や気持ちの表現は自由であること
11-80
A.インテーク面接の時間は通常の約1時間よりも延長することが多いので、時間的余裕を持つなどの準備をして行うことが必要である
C.インテーク面接は、受理面接とも呼ばれ、Clとの最初の面接である
誤
5-66
B.治療歴がある場合には、初回面接後、必ず、過去の治療・援助機関に経緯を問い合わせる・・・「必ず・・問い合わせる」必要はない?
D.状態の理解が大切なので、なにをおいてもまず、心理検査を実施する=11-80D
6-77
A.面接のはじめに家族のことをきく・・・まずはCl本人について
B.紹介者のことについてきく・・・まずはCl本人について
C.核心的な問題を聞く・・・いきなり核心的なことを聞き出そうとしても・・・
11-80
B.インテーク面接では、心理アセスメントのための資料収集が中心になるので、面接契約はその結果にもとづいて次回以後に行う必要がある→×・・・面接契約は初回に行うことが必要
Dインテーク面接では、心理アセスメントが中心になるので、心理テストを行うのが原則である=5-66D
●主治医との関係: 10-89
(問題文から)
Clの診断的理解に関して、臨床心理士独自の立場からの意見は有効
今後残されていると思われる問題についても触れる
面接過程において臨床心理士が感じたことは医師にとって大きな意味を持つ
Clが主治医について語ったことを報告する
●抵抗、中断: 10-62
A→×・・・「抵抗の克服を待つ姿勢」は必要ないのでしょう
B→○
C→○
D→×
●治療関係、転移: 4-50,5-70,5-71,8-60,15-61
正
4-50,8-60(全く同じ問題)
A.転移は元来、精神分析療法において典型的に生じる対人態度を指したが、現在では広くカウンセリングや心理療法場面でClが援助者に対して示すある種の非現実的態度をいう
C.Clがその発達の初期において重要な人物に示した態度は、当該Clの基本的態度を構成している。それは、転移反応を介して明らかになる
5-70
A.精神分析において転移は、Clの発達初期における重要な人物との関係の中で形成された対人関係の基本的なパターンが治療的関係においてもCoとの関係の中で示されるものと定義されている・・・4-50Cとの関連
B.面接者(治療者)は、Clの理解が深まるまでは、解釈的に反応することを辛抱強くひかえる必要がある
5-71
A.精神分析ではClの言動によって、面接者が治療関係の中で反治療的に反応する無意識的行動を逆転移という
C.Co自身の問題をカウンセリング関係の中でとり扱うのは難しいことを知っていなければならない
15-61・・・難問です。転移、逆転移についての記述が含まれているので、こちらに分類します
d.転移は、ThとClとの最初の出会いから存在している
誤
4-50,8-60(全く同じ問題)
B.現在の心理療法的関係から現実的で当を得たClの感情と、Clの神経症的欲求からの非現実的で誇張された感情とは、容易に区別できる・・・容易に区別できない
D.いわゆる転移性反応は、治療関係を著しく損なうことが多いので、援助者はこれを最小限に抑えるように努めることが望ましい
5-70
C.Clの表現するすべてを解釈し、転移の意味を伝えなければならない
D.転移はClの要求を面接者へ投影する幻想であるから、なるべく早く現実的な関係に戻すように、面接者は解釈に努力すべきである
5-71
B.面接者の解釈は重要な治療的機能だから、Clがそのことに気づくか否かに関係なく、繰り返してやるように心がける
D.解釈をする場合には、できるだけ具体的に時間をかけて説明し、Clを納得させるべきである
15-61
a.逆転移は、心理療法の進展の妨げになる・・・うまく利用をすることが大切
b.解釈は、治療同盟が成立した後に行う・・・治療同盟が成立すれば解釈を行っていい訳ではない??
c.中立性とは、ThがClから情緒的に距離を置くことである
e.終結の目的は、現実適応を促すことである・・・それだけではないでしょう
●行動化: 14-78
A→○
B→○
C→×
D→×・・・自覚していない
●思春期のクライエント: 12-43
A→×・・・いろんな可能性を考えなければならない?
B→×
C→○
D→○・・・精神病の好発期であることに十分注意が必要
●親子並行面接: 5-69,6-83
正
5-69
C.子どもの面接の内容を親に、また親の面接の内容を子どもに、担当者から不用意に伝えないように気をつける
E.親子分離が難しい場合には、同一の部屋で並行または合同で面接を行い、様子を見ながら分離を図ることがある
6-83
b.家族に対する単なる情報蒐集を目的にする面接であっても、個人カウンセリングの場合と同様に、受容的で共感的に行うことが大切である
c.子どもの援助においても、家族カウンセリングが不可欠なことと自動的に考える必要はないので、事例に応じて判断することがもとめられる
d.Clの家族との並行面接のねらいは、Clの問題を家族が引き受けて、ともに解決を図ることを援助することにある
e.Clと家族で担当者が異なる場合には、担当者間で意見や問題の理解が対立する場合があるので、相互によく交流し、理解を深めることに努めることが大切であり、対立がないことが望ましいわけではない
誤
5-69
A.親の面接と子どもの面接を同時に始めることが大切である
B.親と子供の両方を同一の臨床心理士が担当するのがのぞましい
D.親面接の担当者と子ども面接の担当者は、毎回、綿密にうち合わせる必要がある・・・「毎回、綿密に」が誤り?
6-83
a.子どもに対する援助においては、その家族の中でも特に母親の要因が必須のことと考えられるので、まず母子同席の面接ですすめる必要がある
●スーパーヴィジョン、事例検討会: 10-59,12-77,13-57
10-59
A→○
B→○
C→×
D→○
12-77・・・BDのようなことが起こるというのを知っておきなさいという意味の出題かな?
A→○
B→○
C→×
D→○
13-57
A→○
B→○
C→○
D→×・・・「教わる」はちょっと違うでしょう・・・
●インフォームド・コンセントなど: 7-91,8-84
7-91
1.医療・福祉行為を受ける者が、自ら受ける行為について「知る権利」の尊重
2.情報を得たうえでの、その行為開始を「決定する権利」の補償、
3.プロフェッショナル側による「情報伝達義務」、の三者からなっている。
なお関連する問題として「家族による代行」についても注目することが必要とされている
8-84
HIV感染の告知は、患者にとって死の宣告として受け取られることも多い。HIVカウンセリングは「不安の軽減」に有効である。HIV感染者の苦しみには、社会からの忌避・偏見をうけることによるものがある。「社会的死の恐怖」は、HIVカウンセリングのテーマの一つである。HIV感染者の配偶者へのカウンセリングは、「二次感染の防止」および偏見・差別の海嘯などの各面について行われるとよい。
●危機介入: 9-72,12-64
正
9-72
A.危機介入は、危機状況に陥り、情緒的均衡がくずれている人に対して、少なくとも以前のような均衡を回復させることを目的としている
D.危機介入では、過去の原因を探ることよりも現在、そして将来へ向けての対処の仕方が焦点となる
12-64
A.危機介入の目標は、危機状態に陥っている人に対して、少なくとも以前のような均衡を回復させることを目的としている。=9-72A
C.危機介入は、限られた時間および回数で処理することが要求される
D.危機状態にいる人の心の内面の検討だけでなく、対処資源としてその人を支える可能性のある関係者を活用する
誤
9-72
B.介入技法は異なるものの、危機介入の目的は、人格構造の変革や自己成長をうながす心理面接の考え方と基本的に一致している・・・「人格構造の変革や自己成長」は目的としない
C.危機介入では、長期的展望に立ち、危機状態が回復するまでじっくりと対応することが望まれる・・・「じっくりと対応」では間に合わない
12-64
B.人格のできるだけ深いところまでさかのぼり、人格構造の変革を目標とする
●電話でのやりとり: 9-59
A.問題がはっきりしない場合、把握できるまで詳しく聞く→×
B.問題についての専門的判断を求められた場合、確定的な返答は控える→○
C.こちらの立場や学派を聞かれたときには、簡単に答える→○
D.こちらの自宅の電話番号を訊かれたときには、伝えた方がよい→×
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